ふとんを干すということ

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
今日から師走、師も走るほどせわしないという意味らしいが、明日からは候補者走となる。

さて、最近疑問を感じるCMが2つ。一つはファブリーズの「ファブリーズで洗おう」であり、もう一つはレイコップと呼ばれる布団専用掃除機だ。
これを見たらファブリーズとレイコップがあれば布団は干さないでも良いと思ってしまう人が出てくるだろう。

しかし、言うまでもないこと(だったはず)だが布団を干す最大の目的は、一晩にコップ一杯、夏は二杯三杯放出されるといわれる汗を吸ったその湿気を取るためのものである。
太陽光による殺菌効果は副次的なものだ。

もともと、ファブリーズのCMは苦々しく見ていた。洗う目的は汚れを落とすことだ、除菌ではない。もちろん、洗いにくいカーテンやソファ、じゅうたんに対しての消臭など一定の効果はあるかもしれないが、本来はちゃんとクリーニングすべきものである。

CMには男の子たちが出てくるが、もともと発汗の多い世代でもある。汗でじっとりとしたふとんを干さずにファブリーズだけでOK!と思わせてしまうことは危ういと思われないだろうか?

さて干すにしても、昨今は昔のように屋根の上に干すなんてことはしてはいけない。外にはPM2.5、花粉、さまざまなダストなどアレルギーの原因になるものが多く浮遊しているのが現代だ。布団を直に干すことは避けたいし、ましてや屋根の上などは布団をホコリまみれにしているようなものだ。おすすめは、カバーをかけたまま干すということ。天気の良い日に両面30~60分ぐらい干し終わったら、カバーを外して付着したさまざまなダストと一緒に洗うのがベストである。間違っても布団をたたくようなことはしてはいけない。叩かずに、布団専用のヘッドを付けて強力な掃除機で吸うのが良い。どんなものでも「叩けばホコリが出る」・・・が「叩きすぎはホコリを生む」ということも考えてほしいのである。

先日の毛布を上に掛ける件といい、TVをはじめ、マスメディアのいい加減さにも弱ったものである。

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