学校休み、そのツケは?
新型インフルエンザ、滋賀県でもとうとう発生しましたね。京都を越えて滋賀に入りました。私は、今日の朝、宿直室から降りてきた妻がニュース速報で見たと伝えてくれました。「滋賀のどこや?」と聞いたら「滋賀県でとしか言っていない。」とのこと、何でハッキリ場所を言わんのか?と思いました。
宿直室へ上がってテレビのデータ放送で見ますとNHKでは大津で20歳代の男性が感染、県では11時から緊急対策会議を行うと書いていました。あとの民放は滋賀県で発生のみでした。こんなことは、あやふやに報道しないで欲しいものです。
今回、修学旅行を予定していた小学校が、旅行が延期となったため彼らが通常の授業を受けるため給食のパンの数が急に増えたところがありました。また、行事が中止になったため、その関係生徒のために急に給食が必要になった学校もありました。
さて、大阪などでは学校が休みになり繁華街などをうろつく生徒が増えだしたとの事。あるカラオケスタジオのチェーンは休校の学校の生徒の利用を断るようになったということです。
今日のコブログの中にも同じような事が書いています。ていくさんが言われるように、なんでこんな事(長期の休校)までするのかなと疑問を感じますね。
これだけ休むと夏休みが短くなったり、補習をしなければならなくなるとか。勉強などにおける学生のツケは大変なものになるでしょう。
最近社員の健康管理がうるさく言われるようになり、当社など食品関係の会社では始業前の社員の健康チェックを行うようになっています。
それに対して、よく考えたら、学校で朝のホームルームなどで生徒の健康管理チェックをしているでしょうか?無理して来ている生徒をマスクもさせずそのまま教室においているため、他の生徒に感染することが多いのではないでしょうか。
民間ではあたりまえのことをせずに、簡単に休校や学級閉鎖ですませる。先日、橋下大阪府知事が社会の動きを止めるようなことをしていいのかと心配していました。いつも、簡単に社会の動きを止めるのは行政、その止まった社会の損害のツケの負担をこうむるのは民間です。
選挙対策のバラマキの補正予算が国会で議論されていますが、この本当の非常時の社会の補正の予算にもっと力を入れて欲しいと思います。