ありがとうジェーシー
今日は母の日。好天に恵まれ長浜ツーデーマーチも無事終了したようです。昨年の日記を見ますと冬みたいに寒かったようで、やはりウオーキングは晴れの日がいいですね。参加者にとってはもう少し涼しい方がいいかもしれませんが。
5月の第2日曜日は母の日。今年は義母が亡くなって寂しい母の日となりました。例年、黄金週間が終わると母の日で、お客様の消費は上がります。そうなると、使い果たしたのか母の日が終わったあとは、しばらくお客様の財布の紐が締まりますので、私どもはその間、次の準備に取りかからなければなりません。
それと平行して各組織の総会などが目白押しになり(私は、そんなにないのですが)、役を持っている方は大変ですね。
油甚さんが述べられているように昨日、白さんが結婚されました。新緑の季節にさわやかな風が吹きました。この時季を選ばれるとはさすがにお茶屋さん(芸者さんの御茶屋さんと違いますよ)ですね。
それに対して(比較したらだめなのですが)、今ではあたりまえになっている外国人力士の先駆けとなった、ハワイ出身の元関脇・高見山の東関(あずまぜき)親方が65歳になるため停年で角界(相撲界)を去ることになりました。ハワイから来日して45年になるそうです。
私が相撲を知った頃、高見山は幕内で活躍していて、CMにも出演していました。相撲も豪快に勝つことが多く、元横綱・輪島から金星(前頭が横綱に勝つこと)をたくさん上げています。また、元大関貴ノ花(故人)との最後の一番は両者ほぼ同体も貴ノ花の髷(まげ)が先に着き、高見山の勝ちという名勝負がありました。
また、負けるときはコロッと豪快に負けていました。当時私が大ファンだった女優の紺野美沙子さんが相撲が好きで「高見山の取り口が大好き。」とMHKのゲストで語っていたのが印象的です。
彼が蒔いた種は大きく育ち、大関・小錦、横綱・曙、横綱・武蔵丸がハワイから来日して大成しました。彼らは相撲も強かったですが人間的にも素晴らしい力士でした。これも高見山のおかげだと思います。荒っぽい相撲や態度をとるモンゴルやロシアの力士には見られないことです。残念ながらハワイ出身の力士はいなくなりました。
大相撲の本場所の運営は元力士の親方たちが全てやります。高見山は、その中でも木戸担当(入場券の切符切り)だそうです。普通は停年間近ならしないそうですがファンと触れ合いたい高見山は、最後の仕事としてするそうです。今場所は東京場所なので行けないのが残念です。
ありがとう、高見山関、ありがとうジェーシー(遅くなりましたが高見山の愛称です。)