今日は子供の日
今日は子供の日。粽(ちまき)や柏餅を食べる習慣が日本にはあるのですが、私はしたことがありません。昨日読みました本によりますと、柏の葉は秋になると枯れます。しかし、枯れてもすぐには落ちず冬を越し、春になって新しい芽が出るとおもむろに散るそうです。
後継者となる新芽を見てから身を引いていく、この柏の葉にあやかって柏餅を食べるようになったということだそうです。
そんな大切な子供(後継者)ですが、中日新聞によりますと子供(15歳未満)の4月1日現在の人口は28年連続でマイナス。1714万人で過去最低(いつからなのかわかりませんが)だそうです。総人口に対する割合も13.4%とこれは35年連続で低下。世界でも低いそうです。人口3000万人以上の国31カ国の中でも一番低く、ドイツ(13.9%)、イタリア(14.1%)より下です。ちなみに最高はナイジェリアの44.3%、すごく若い国ですね。まあ、医療水準が上がって高齢化したこともあるのでしょうけれど。
滋賀県は15.1%で沖縄についで子供の比率は高いそうです。数は7市1町で増加、草津、栗東、守山が増えています。
減ったのは6市12町、湖南市(意外でした)、長浜、高島、東近江が減っています。
比率が高いのは栗東で19.8%、次いで守山(17.5%)、愛荘町17.0%、そして長浜が16.0%だそうです。長浜は子供の比率は高いほうなんですね。
低いのは余呉町(12.1%)、木之本町(12.2%)でやはり湖北は高齢化が進んでいるようです。
私達夫婦は子供ができませんでした(あきらめることはないとよく言われますが)ので、少子化に拍車をかけることになり申し訳なく思っております。
そんななか先日の大阪の9歳の女の子を殺してしまった事件。あの内縁の男にははらわたが煮えくり返るほど腹が立ちます。大切な子供(少ないからではないですよ)をどう考えているのでしょうか?
曳山祭りでは子供が芸をするために練習します。あれも一つ、見えない教育なのかもしれません。地域で子供を育てていく。先日の船浅さんのPTAでの記事にもありましたけれど自分の子供だけでなく、よその子でも地域で育てていくのが大切なのだと思います。そうして育った子供たちは、優秀すぎて地域に帰ってこないこもいるかもしれませんが、それらが地域に残った子と連携を取り合えば素晴らしい社会になるんではないでしょうか。
先日の柔道教室を再度立ち上げられた片桐先生のように武道を通じて子供たちの体と精神を作って行くのも大切でしょう。私も主力になる事は出来ませんが微力ながらそういうことに協力して行きたいと思っております。
黄金週間の最後の日は、子供(後継者)を考える。うまくできているのかもしれません。