遠足・修学旅行

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 新緑の季節になってきますと、遠足や修学旅行が始まります。私達のころは小学校1・2年は本当の遠足。3~4年生はバス旅行。5年生の奈良だけ電車で喜んだことがあります。そして6年生は伊勢と名古屋へ1泊2日の修学旅行。これはバスでした。

 中学は3年に2泊3日で東京・箱根・静岡へ修学旅行。当時は修学旅行団体専用列車が新幹線にありました。

 

 高校は2年の時に4泊5日で北海道でした。東北新幹線も青函トンネルもなく、初日は青森で素泊まり。最終日は青函連絡船で寝て、早朝に青森を出発12時間以上電車の旅という旅行でした。今は飛行機が使えるからいいですね。

 今では海外旅行をするところも多くなったようで、修学旅行もだいぶ変わっています。以前はお決まりの名所旧跡や観光地へ行きましたが、情報があふれて既に知っているなど新鮮さがないためか、あまりよくないということで、観光型から体験型の修学旅行を行うようになってきました。

 

 いいことだと思います。近江商人の修業の映画「てんびんの詩」の第2部では成長した近藤大作少年が八幡商業(あの野球の名門です)の生徒になり、当時日本の領土だった朝鮮での修学旅行の様子が映し出されています。

 実際にこれはあったことで朝鮮や満州に渡ってから、旅行期間中(約1週間から10日)に実際に現地で各生徒の裁量で各自が商売をしたそうです。それを通じて近江商人として人格共に優れた商人の育成に貢献したまさしく修学旅行でした。

 このような事が出来たら最高なのですが、今の時代は難しいので、まねたというか商店街に丁稚弟子入り体験ということで今年も数件受け入れることになりました。

 

 最近は長浜のまちも日帰り遠足で多くの中学・高校生が来ます。普通の日帰りバス遠足の学校が多いようです。長浜にそういう修学旅行生が来始めて10年以上になるかと思いますが、年々マナーなどは悪くなっています。

 

 そういうことから、物見游山の修学旅行はやめて、体験型に変えるところが出ているのでしょう。もう一つは生徒たちが勝手にどこ行くかわからんので、そういう預け先にいると先生方も安心という事情はあるようです。

 

 なにはともあれ、修学旅行で1日体験のアルバイトのようなことをさせられる生徒はかわいそうな気がしますが、来られるからには当店の掃除を一緒にやってもらいましょう。彼らに何か、いいものを持って帰ってもらいたいものです。

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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