NHK今日の料理
本日の日本経済新聞の記事を見ますと、トップは「イオン7施設凍結・延期、消費不振受け拡大路線を転換」と出ていました。スーパー業界が不振な中で拡大路線を歩んできたイオンがであります。見出しは凍結延期ですが茨城県の笠間市では撤回もありました。消費不振の波及から、安売りなど小型店の出店を軸にした事業モデルへ変換するようです。
それともう一つNHK「今日の料理」。私が生まれるはるか(?)以前の1957年11月スタートの長寿番組です。番組では当初5人分の材料で紹介していましたが核家族化の進行に伴い1965年4月に4人分に減らされました。
そして今回2人分に変更になります。今回の変更についてNHKでは2005年国勢調査から世帯あたり人口が2.6人になり、今後も減少傾向が続くことと、私のように妻と2人などがありますのでアンケートから2人分の要望が多いことから44年振りに変更としたそうです。
NHKでは食べ物の廃棄処分が増えている現状で食べ物を大切にする姿勢もしめしたいとしているそうです。
昨年からの急激な不況で機械設備にしても建物にしても、適正の数字が大きく変化してしまいました。私達の仕事でも、そう思わせることがよくあります。いろんなものの適正な数値を科学的に把握していないと大変なことになるのでしょうね。
今日の国会。民主党のア管直人氏と枝野氏が二人も麻生首相の中川大臣任命責任をしつこく追及していました。(報道の仕方が悪いのかもしれませんが)。国民の気持ち、政治への不振指数をもう少し的確に把握して違う手を打つ必要があると思うのですけどね~。
おれいのFAX
中川大臣、なんとも締まらないやめ方でした。3年前の夏、全日本パン協同組合連合会の50周年式典が東京の赤坂プリンスホテルで行われました。
当時、農林水産大臣だった中川氏が来賓として出席されました。その日も、公務が忙しかったのでしょうね遅れてこられ、「遅れて来ましたこと、また、クールビズで私だけ上着を着用しておりません。申し訳ございません。」と切り出して、経済社会構造の大きな変化に対応した取り組みを推進して行きたい旨のお話しをされました。席では「さすがに違う。」と切れ者の中川氏をたたえることばが出ておりました。
そんな中川氏があんなことになるのは、私は最初、ボクシングやサッカーでアウエイで相手国に妨害されるように、某国に睡眠薬でも飲まされたりしたのではないかと思いました。
ただ、もしそういう風にやられたとしても、その後の対応がなんともお粗末。私も人の事がいえませんが、器が小さいのではないですかね。うっかり酒に口をつけてしまったでもいいではありませんか。素直に謝ればいいものを。それを下手にいいわけをして墓穴を掘るようなことになってしまう。ひいては、日本国の信用を失い恥さらしになってしまったのです。
さて、どうでもいい事を書いてしまいました。実は、先ほど、昨日行われたI社の30周年記念祝賀会の出席に対するお礼のFAXが流れて来ました。普通は郵便でくるのかもしれませんが、少しでも早くということなのでしょうか。
文中では昨年夏に企画したものの、その後の不況などで中止すべきの意見が出た事。その中でこの記念日を創業から未来につなぐ新たな出発点として位置づけ、未来に向けて飛躍を誓う日にしたいということで開催を決意した事が書かれていました。
また差出人は代表取締役の新社長と取締役会長の前社長の連名。会長も代表権をはずされたということで、本当の意味で新社長の揺るぎない決意と会長の本当のバックアップの姿が見えます。会長の器の大きさが見えます。
日本国の最高のトップが後見人といってやたらと口を出すのと、当社よりははるかに大きな企業ですが普通の一中小企業のトップのこの「次の30年はおまえだ、相談はいくらでものる。しかし、決めるのは自分だぞ。」「今までご苦労様でした。しっかり受け継いでやります。これからも御指導をお願い致します。」のお互いの姿勢。
なんでこんなに違うのでしょうね。政治の世界はわかりませんが、どちらも「人を大切にする。」これが根本にあるかないかの違いかもしれません。
事業継承
本日、当社と関わりのあるI社の創業30周年記念並びに新社長就任披露祝賀会にお招きを受け行って参りました。お招きといっても会費制ですのでご祝儀は不要です。心配りしていただいています(笑)。
I社の会長(前社長)は家業の酒屋から紅葉で有名なお寺の近くで小さな食堂を始められました。そして今から30年前に今の会社組織にされ、ちょうど本年30周年を迎えるにあたり、息子さんに社長を譲られました。社長になられた時から30年で社長交代を言われていたらしく実行された次第です。
今日は会長に色々と御支援いただいていた皆様が発起人となられて祝賀会を開かれました。事務局などは当然I社でしたので、発起人は名前だけかなと思いましたが、そうではなく発起人の皆様も、やはり会長の人間性なのでしょうね、いろいろと述べておられました。また、ビデオレターもございました。
本日配られた、会長のあいさつ文の中に、最初の食堂をオープンした時にオイルショックで非常に不安な中で仕事をしていたことを思い出すとありました。息子さんも「今経済状況が大変な中、むしろこんな状態であるからこそ、今までどおり皆様方のあたたかい御指導と御支援で次の30年に向かって職責を果たしてくれるものと確信しています。」と記されています。本当に素晴らしいおことばです。
本日の祝賀会のお開きに、新社長が「会長は、人を大切にすることを常に言ってきた。これをしっかりと受け継ぎ、皆様のご支援・ご指導をいただきながら、一生懸命頑張りたい。」と述べられました。
人がもの、部品にされている現在の企業社会。そんななか、人を大切にされ、科学的な経営をする企業。これしか残っていけないのではないでしょうか。人無くして企業成り立たず。信なくば立たず。優れた社長、事業継承の極意のようなものを見た一日でした。
追記
本日、I社のお店で行われたのですが、その割り箸の袋にこのような素晴らしいことばが記されていましたので御紹介させていただきます。
食事の観念
合掌
一適の水にも天地のめぐみがこもっております
一粒の米にも万人のちからが加わっております
ありがたくいただきましょう
(合掌して唱える)
食後
御馳走さま
お寒い?世の中
暖かい日々が続いていたのに雪が降ってまいりました。さすがに寒いですね。しかし自然と言うのはすぐに変化するもの、怖いものです。
さて、お寒いのは自然だけではないですね、日本のあちこちが寒い。中川大臣、なんと考えられない事をやってくれたのでしょうか。先日、国会答弁で首相と同じく漢字を読み間違えたり、話し方もしどろもどろで、「何かおかしい、身体が悪いのでは?」と思っていましたので、今回もそうかなと思ったら、何のことはない恥ずかしい話しだとか。
長浜市議会も色々とやっていたようですが、臨時議会が時間が大幅に遅れた中で開かれ、可決されたとか。
それにしてもお寒い話し。気候や経済がお寒い中、せめて、人の心の中はあたたかく、行きたいものです。知恵と工夫を皆で出しあい、ここに生まれてよかったと言う、あたたかい世の中にしていこうではありませんか。
考えられないYAHOO質問箱
私、携帯のメルマガで毎朝送られてくるニュースを見ているのですが、信じられないニュースがありました。
YAHOOに質問箱があるのですが、「なぜ電車の吊り輪を使って、体操の吊り輪の演技をしたらいけないのですか?」という質問があり、閲覧数、回答数が多くなっている。と言うニュースでした。
なんでも、その母親は普段はリムジン使用、子供に社会勉強させるために電車に乗ったとか。子供はめずらしがり、吊り輪を見た瞬間、選手顔負けの演技をしたとか。それで母親が拍手をしたら廻りからブーイング。母親は「なんで、素晴らしいものをただで見られたのに。」とのこと
これ、ほんまかな、吊り質問と違うかとも思うのですが、事実なら「は~っ」のため息ものですね。実際にYAHOOをみると223の回答がありました。
以前、スーパーの中で店をしていました。当店のようなところでは少ないのですがほかの売り場で子供の叱り方がひどい親はたくさんいました。まあ、昔も今もなくならないのは「あかん、おっちゃんおこらーるで。」と「それ違うやろ。」といいたい叱り方。そして、車を走らせていて子供が飛び出しそうになって親が気づいて引き寄せた際に「すみません。」と会釈する親が少なくなりました。下手したら睨み付けます。
私には残念ながら子供がいないのでわかりませんが、社会全体で子供をしつけるようなことが大切ではないかな。だめな親では子供もだめになるのがほとんど、中には突然変異もたま~に出ますけどね。
そう言えば、思い出しました。以前ラグビーの平尾誠二氏の講演会があり、最後の質問コーナーで私が山口監督のことを質問しましたら10分以上、話してくれました。色々とエピソードがあったのですが、あるとき山口監督は生徒のために殴ったそうです。親が飛んできたそうで、普通の先生ならそこでやめるのですが、山口先生はやめなかった親がとびついたら「**あんたみたいになるぞ。」といわれたそうで、山口先生の生徒への愛情は違っていた。みんなも本当に先生を信じていた。と懐かしそうに語っていました。「信は力なり」は山口監督がサインに添えられることばです。
社会全体でいい社会を作って行きたいですね。