コンビニことば

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 今日、先日の怪我の治療に柔道のK先生の勧めもあり、近所のH整骨院へ行って来ました。ちょうど息子さんのH君が診てくれました。H君は礼儀正しく優しく、気持ちのいい治療をしてくれました。

 

 診察中「手を伸ばして下さい。」とか「座り姿勢になって下さい。」というところがあるのですが、「手を伸ばしていただいてよろしいですか?」とか「座り姿勢になっていただいてよろしいですか。」と本当に丁寧におっしゃいます。(笑)

 

 コンビニことばと呼ばれる丁寧なことばが出て来て久しいのですが、どうなんでしょうか?10年以上前にファミレスに入り「2名様でよろしかったでしょうか?」といわれ、予約もしていないのに、なぜ過去形で言うのかなと思ったことがあります。

 

 どこでもお客様を大切に、お客様を怒らせないようにということで、ファミレスやコンビニでは優れたマニュアルを作り教育するので、ことばも本当に丁寧になりました。

 

 確かに、以前なら「手を伸ばしてください。」で十分だったのが、「手を伸ばしていただけますか?」と依頼する形になり、「手を伸ばしていただいてよろしいですか?」と依頼プラスお伺いというようになります

 

 変に思う人もいる(おられる)ようですが、聞いていると確かに最初のことば「手を伸ばしてください。」は人によっては命令形できつく感じてしまうのかもしれません。そうなると、万が一に備えてではないですが、ますます丁寧になります。

 

 この言葉遣い、ナショナルチェーンのマニュアルなどで教育を受けた店員が程度の差こそあれキチットしているのに対し、当社などのような家業商店、特にパソコンなどをよくなぶれない世代の人(全部がそうとはいいませんが)はマニュアル教育等が難しいので「商店街の接客に問題アリ。都会ではいい接客はあたりまえなのに、長浜の商店街はアカンで。」と母方の従弟から言われたことがあります。

 

 正しい言葉遣いなどわからないことがありますが、ことばは時代により変化するもの。お客様と私達商店の間にいい空気が漂うような会話を勉強し、お客様が気持ちよく買い物をしていただけるような接客をして行きたいものです

 

 

 

 

 

 

 

 

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長浜の大手門通りの米嘉席のところで「正しい材料、正しい方法、正しい姿勢」をモットーにパン作りに励むパン屋です。

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