臨時議会
今日(24日)10:00より「長浜市議会臨時会議」が開かれました。それに先立ち、会派「プリジェクト21」は8:00から会派会を持ちました。会派会では提案される議案についての検討協議をしました。
臨時会議では新しく会派が結成されたことを受け議席の変更が行われ、その後市長より議案第116号から118号の提案説明がありました。この議案は各常任委員会に付託されての協議になりました。議案は
第116号;平成23年度長浜市一般会計補正予算
第117号;工事請負契約について
第118号;財産の取得について 以上
私の所属する総務教育常任委員会に付託された議案は、第118号 財産の収得について 以外は全員一致で可決しました。
この議案118号については各委員から意見が出されました。その内容は、災害時用備蓄毛布(真空パック)10,000枚、 契約金額;21,997,500円についてです。問題点は、その契約相手方が某市議会議員の実母(T14年生)であることからでした。
これは市民に対し疑惑の念を生じさせないのか?道義的倫理的観点等から今後「長浜市議会議員政治倫理条例」の見直し等の必要が語られました。その後、委員会としては委員長・副委員長が委員会で議論されたことを当人に伝え、後日結果を報告すると言うことで賛成多数(防災時用備蓄毛布準備を遅れさせることはできないと言う観点から)で可決しました。
なお「長浜市議会議員倫理条例」第15条1項には
「議員並びにその配偶者及び同居の親族は、地方自治法第92条の2の趣旨を尊重し、市との請負契約の相手方となることを辞退し、いやしくも市民に対し疑惑の念を生じさせることがあってはならない。」とあります。
2項には
「前項の規定は、議員並びにその配偶者及び同居の親族が行う一般物品納入契約について準用する。」とあります。
アリストテレスは“政治は最高の道徳である”と語り、、“李下に冠を正さず”とも言います。政治に関わる者は常に清廉潔白であるべきだと改めて感じたことでした。