献身
9日の新聞報道では震災被害状況について、死者、行方不明者数はそれぞれ15,822人と3,926名。気になるのは避難者数が73,249名です。と言うことは、今も学校や旅館、ホテルに身を寄せ、他は親族・知人、さらには公共施設で暮らしていると云うことです。
前政権はアドバルンばかりで、8月のお盆までには仮設住宅を完成すると公言していましたが実現しませんでした。今回の政権にも気になることが多々あります。
日教組のドンと言われる輿石 東参院会長が幹事長と言うことは益々左傾化は避けられません。小宮山厚労相は国旗・国歌法に反対し外交人参政権推進、ジェンダフリーを唱え、夫婦別姓導入を推進という日本の歴史と文化・伝統を覆す思想家です。
防衛大臣にしてもしかり、何が「安全保障に関しては素人です」ですか。これで周辺国は胸をなで下ろしたことでしょう。平岡法務相に至っては死刑執行は行わないと語り、人権侵害救済法の推進者です。他にも外国人参政権推進者等どうにもこうにもならない人物が多数大臣になっています。
極めつけは、公安の目が光るマルチ商法や革マルからの献金問題を抱え拉致問題と関わりのなかった山岡賢次が国家公安委員長とは、一体何を考えているのでしょう?
先の内閣は「仮免内閣」でした。今回の内閣は失敗したら民主党は終わりであることは党員が最もよく知っていることです。従って「崖っぷち内閣」と言われるのでしょう。
願うことは、本当に保守の野田さんであれば、党の顔色を見るのではなく国民と国家に目を向け信念を持って震災対策、外交・防衛問題に全力を傾けてもらいたいものです。
松下幸之助氏は死の床で「ワシはいろいろなことをやってきたけど、一つだけ後悔していることがある。松下政経塾を作ったことだ」と仰ったと云うことです。翁にそう言わせないよう、野田さん、身を投げうって国家のために尽くしてください。献身あるのみです。