杞憂
今日(16日)の新聞報道を見ていると、各紙“小沢氏不起訴不当”の記事がトップでした。
これは、去る8日東京第1検察審議会が先の東京地検特捜部が不起訴(嫌疑不十分)とした小沢氏について「不起訴不当」としたことものです。
これで小沢は9月の党代表選には出ることが出来ないでしょう。この後如何なる手法を講ずるか気になるところです。
一方気になる記事がありました。それはロシアでは反日勢力の策動が強まっており、これに対して日本政府は有効な対抗策がとれていないと言うことです。
14日ロシア連邦院が、「対日戦勝記念日」の制定に関する法案を採択したとのことです。これについて、モスクワの日本大使館は連邦院に対してロビー活動を展開したのかはなはだ疑問だと述べられています。
1945年8月9日、当時有効だった日ソ中立条約を侵犯しソ連は日本を攻撃した。あの戦争で日本は侵略された側だ。そして、北方四島はいまだに不法占拠された状態に置かれている。
衆議院外務委員会(鈴木宗男委員長)は河野ロシア大使を国会に呼び、国民の前で釈明させる必要がある。このように元外務省主計分析官で作家;佐藤優氏は述べています。
民主党政権になってほぼ1年になろうとしています。最大の課題である「政治とカネ」の問題には菅総理も他の閣僚も口をつぐんでいます。
そして東シナ海を含めロシア等の動静を見ていると、日本国の領土と安全は守られるのでしょうか。こうした問題こそ「国民生活第一」の一丁目一番地だと思うのですが?
政府民主党の内政・外交・安全保障問題を見ていると、現政権が日本の国をどの様にしようとしてるのか極めて心配でなりません。私の杞憂で済めばいいのですが・・・。
民主党の中にも憂国の士が居るはずです。是非ともものを言ってほしいと思います。
いよいよ厳しい選挙戦に突入します。悔いを残さぬよう全力を投じて、願い(公約)の実現を果たしたいと思っています。