バランス感覚
一昨日(11日)の朝、参院選挙結果を見て日本人のバランス感覚のすごさに驚きました。同時に民度の高さを改めて感じました。
参院選に於いて民主党は大きく負けました(当選は改選115人中44人)が、原因は首相の消費税発言だけではないと思います。
首相2代続けてのぶれる発言。将来の日本国の姿が見えないビジョンなき政府与党の政策、極めて不安定な内政・外交・安全保障問題、「政治とカネ」の問題、普天間移設問題等々は隠そうとしたのか全く論じられませんでした。
また、人権擁護法案・外国人参政権法案・選択的夫婦別姓法案等の悪法についても論じられませんでした。郵政改革法案についても同じです。
三つの悪法については、推進派の千葉景子法務大臣が見事に国民の手で排除されました。郵政改革法案も国民新党議員ゼロを持って国民の審判は下されました。
かようにして、国民の多くは現政権の政策とその手法にNOを突きつけました。民主党には国民が何を求めているかをしっかりと把握し、軌道修正をしていただきたいものです。
ところが落選した千葉法務大臣を続投させるという仙石官房長官の発言があります。「国民の生活が第一」というならば、国民の下した審判に反することであり疑問が残ります。
自民党も思い上がってはいけません。再生すべく謙虚に根本の見直しが必要だと思います。「みんなの党」がいきなり10議席を確保したのは?民主党が敗北したのは?を分析し、大いに取り入れてもらいたいものです。
昨日(12日)私は19:30より80数名の参加を得て、後援会による総決起集会を町内の公会堂で持たせていただきました。
長浜市長;藤井勇治氏・プロジェクト21代表;茂森伍朗氏・京都女子大学名誉教授;土田隆生先生の推薦と激励の言葉をいただき、最後に教え子を代表して渡辺工業社長;水野 透氏による「ガンバローコール」で締めくくっていただきました。
いよいよ市議選も目前に迫って参りました。本当に厳しい選挙状況ですが、願い(公約)の実現に向けて何としても勝ち抜きたいと心新たにしているところです。
新長浜市の有権者におかれましては、是非とも市議選におきましても民度の高さを示していただきたいと念じています。