夏の陣
21日衆議院が解散しました。いよいよ長くて熱い夏の陣です。どのような結果が待ち受けているのでしょう?
各党の政策に気になることが幾つかあります。特に政権を取らんとしている民主党の政策です。それは、消費税は引き上げないと云う一方で、子育て支援・高速道路の無料化・農業の戸別所得補償制度等々への財源問題、さらに安全保障・外交・教育問題等々です。
なかでも気になっていることは教育問題です。民主党参議院議員会長輿石東氏は民主党代表代行であり日本教職員組合(日教組)のドンでもあります。その彼が今年1月に日教組の新年会「新春の集い」で挨拶した一部を以下に記します。
“・・・・新自由主義の中で30年の歴史に終止符を打つためには、新しいステージに挑戦をしなければいけない。政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立などと云われても、そんなものはありえない。政治から教育を変えていく。逆説的に。そんな勇気と自信を持っていただきたい。私も議員として、日教組と共に戦っていくことをお誓いをし、永遠に日教組の組合員であるという自負を持っております。そのことをお伝えし、日教組に期待をするご挨拶に代えさせていただきます。”
これは「来るべき選挙においては協力をせよ、政権を取れば日教組にとって都合の良い教育に変えるよ」と云っているのではないでしょうか。とても恐ろしいことです。
安倍政権で教育基本法を一部改正し、やっと少し正常な方向に動き出した日本国の教育が、もしや政権が輿石氏が代表を務める政党に移れば如何様になるのでしょうか。
長野オリンピックのモーグルで里谷多英選手が金メダルを取りました。その表彰式の国旗掲揚の時帽子をかぶっていたことが批判されました。
彼女は札幌市立の小・中学校に学んでいます。北海道は日教組支配の強いところです。ですから社会人として生きる基礎を身につける時機に、国旗掲揚も国歌斉唱もなかったことと思います。それは日教組は国旗・国歌は認めないのです。従って国旗掲揚や国歌が演奏されるときに如何様にするべきかは恐らく知らなかったことと思います。
8月30日の投票までにはまだまだ時間があります。後悔しないためにも、国民はしっかりと各政党のマニフェストを読み賢明なる判断をするべきだと思います。そして必ず投票に行っていただきたいと思います。