マニフェストを早く!
今日(18日)の産経新聞を見て大きな不安を感じたのは私だけでしょうか。
見出しに“中国の脅威対策急務”とありました。そこには日本近海における最近の中国海軍の活動が示されていました。
①昨年10月;駆逐艦等4隻が津軽海峡を通過
②昨年11月;駆逐艦等4隻が沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋に進出
③今年 6月;駆逐艦等5隻が沖ノ鳥島付近で演習
そして記事には「・・・中国側は空母建造の意欲を表明しており、空母を含む最新鋭の艦隊で南西諸島の通過をもくろんだ場合、現状での日米優位が崩れる危険性をはらんでいる。」とありました。
中国は自国の経済的成長をバネに軍事力の近代化とその増強に莫大な予算を充てています。結果、北東アジア・中央アジア・太平洋における中国軍のプレゼンスはまことに強大になって来ました。一方、日本の軍備予算は削減のいっぽうです。
北朝鮮の軍事態勢は既にご存じの通りです。この様な近隣諸国の状況の中で、国内政治はと見てみると最優先されるべき国民の生命と財産を守ることを忘れ、まるでコップの中の争いをしています。
何れの党も一刻も早く「日本の安全保障(国防)及び外交」について如何様に臨むのかをしっかりとマニフェストに明記して頂きたいものです。
私は次の選挙はその上で判断したいと思っています。