再編問題
昨日(1日)10:00より9月例例会(第3回)が吉田新議長の下、本会議場で開かれました。
市長説明の中で、高等学校再編に係わり話しがありました。内容は県の再編方針について「改革の大義とビジョンを示した再編をするべきだ」とあり、白紙撤回を求めるものでした。
まさにその通りであって、今回のように説明を尽くすことの出来ない高等学校再編については長浜市議会も満場一致で知事及び県議会議長宛に白紙撤回を求める意見書を提出しました。
市も議会も高等学校再編に反対するものではないのです。しっかりと説明が尽くせて市民が納得できる高等学校再編を求めているのです。
今回の県の方針は財源問題が総てです。しかし、どの家庭でも我が子の教育には無理をしてでもお金をかけるものです。「もったいない」では子どもは育たず地域も国もやがて疲弊してしまいます。
長岡藩の小林虎三郎は米百俵をお金に換えて未来を担う子どもたちの教育費に充てました。結果、東京帝国大学総長や司法界、医学界の有能なる人物、さらに帝国海軍大将山本五十六等を生み出したのです。
苦しいときこそ教育に投資をすればやがて地域や国が栄えるのですが。小林虎三郎は藩士たちの反発に対して【百俵の米も食らえばたちまちになくなるが、教育に充てれば明日の一万、百万俵になる】と言って説得しました。
滋賀県には「もったいない」だけではなく、小林虎三郎のような人物がいないのでしょうか?さらに、長浜市は県の方針に変わる代案を出すべきだと考えています。