見える化を!
今日(22日)は9月定例会の最終日でした。10:00開会で10:50に終了しました。その後11:00から会派会を持ち12:30に終了しました。
さて、今日の読売新聞に「ぶら下がりで直接説明を」と題して飯島勲(元小泉首相主席秘書官)氏の記事がありました。以下に記します。
“鳩山、菅両政権の失敗の原因を分析し、それを踏まえた態勢になっているのかどうかが問われる。民主党政権は「政治主導」といいながら、首相官邸内の政治家すらバラバラで、思いつきの政策が多かった。間違った官僚排除ゆえに政治家が政策決定をしてもうまく行かず、官僚のやる気を失わせた。
党の政策調査会排除で与党議員は採決要員化し、党内調整もうまくいかなかった。官邸や民主党執行部、野党との調整もできなかった。政治を壊し、官僚機能を壊し、政治遂行に重大な支障を来して、国家全体を機能不全にした罪は限りなく深い。官僚組織は「政治の道具」。使いこなす能力のない議員がスローガンだけの「政治主導」を叫んだ叫んだところで、政は遂行できない。
野田首相に求めることは沢山ある。高い支持率は民主党政権や野田首相の実績・実力への評価ではない。「頼むから政策をきちんと遂行して欲しい」という国民の祈りにも似た期待の表れである。災害対策・原発対策・財政対策など、新政権がやることは決まっている。確実に遂行する実行力、指導力が求められている。
首相は記者団の取材に応じないそうだが、小泉政権では、首相の考えを直接国民に伝えようと、1日2回、記者団に答える「ぶら下がり」取材を設定した。記者の後ろには国民の目がある。逃げずに直接説明すべきだ。”
如何でしょう。菅内閣以来「ぶら下がり」取材はなく、国がどう動いているのか分からなくなりました。一刻も早い国会の「見える化」が必要ではないのでしょうか?
長浜市議会も、市民にとって議会の「見える化(議会の透明化と説明責任の向上)」を目指しています。これについては後日記したいと思います。