新政権
昨日(2日)野田新政権が発表されました。見る限りは、国家の再生・外交・防衛等山積する内外の諸問題解決より小沢一郎に気を遣いながら党内融和を図った政権としか映りません。
今日の産経新聞にもありましたが大変に気になる政権です。それは、
まず菅首相が唐突に置きみやげにした「朝鮮高等学校無償化適用」です。この置きみやげの対応に今後難しい対応を迫られることでしょう。
次に、首相は明確に反対の立場ではありますが「外国人参政権付与問題」です。今回就任した17人の閣僚の内「永住外国人法的地位向上推進議連」の設立時のメンバーが8人含まれています。藤村官房長官、川端総務大臣。平岡法務大臣、山岡国家公安委員長等がそれです。
日本経済の成長戦略を左右するTPPへの参加問題も、農水族議員の鉢呂経産相、慎重派の代表鹿野農水相と、この問題の推進にはかなりの困難が予想されます。
外交・防衛については、既にご承知のように一川防衛省は就任早々「安全保障については素人だが・・・。」ととんでもないことを述べ、石破茂自民党政調会長に「その一言を持って大臣解任に値する」と言われています。
普天間移設問題を始め、日米同盟の信頼回復のため重要な期間になるはずの時にこんな人に日本の安全と防衛を任すことが出来るのでしょうか。
野田首相、玄葉外相共にかつて外交において何らの実績があったようには見聞していません。おそらく外交手腕は未知数の上人脈においても極めて不安が付きまといます。
以上産経新聞の記事を参考に思いを述べましたが、この内閣に日本国家を任せることが出来るのか不安を覚えます。今後をしっかりと見極めてゆきたいと思います。