東北ミッション3日目
テーマ:まちづくり
2011/10/29 18:25
今回の東北ミッションは最終日。
宮古市からリアス式海岸沿いに南へ下る。宮古市は被害も大きいのだけれど、中心部に限れば比較的復興が早く進んでいるようだ。昨晩訪れた居酒屋さんも、カウンターの上に1メートル30センチぐらいのところに、ここまで津波が来たと記されていたが、それを見なければわからないぐらいである。もっとも地区が違うと全滅状態。
商工会議所の方にお伺いしたのだけど、被災による需要で大型の店舗の数字は良いのだという。
しかしほぼ全滅状態の山田町、大槌町、陸前高田市では声もでない。それ以外の場所でも、よく似た状況である。一面基礎だけ、場合によってはそれすら残っていない一面の平地。ところどころにうず高く積まれた多くのがれきや車。
写真では知っていたのだけれど、こうして現実を見ると「これからどうしていくの?」と考えてしまう。
もし、自分が市長や町長の立場だったらどう考えるのだろう?と思うと考えが出てこない。高台に移住するといっても高層住宅を建てない限りは、十分な土地が確保できるとも思えない。中には、元あった場所に住宅を建てた、あるいは建て始めている方もいらっしゃる。もともと存在していた地域コミュニティをどう再生していくのかという、まちづくりの根幹をどうするのだろうか・・・。
気仙沼から内陸部へ
世界遺産に登録されたばかりの平泉・中尊寺を訪れて、ちょっとほっとした気分になる。
一関から東北新幹線で東京への途中だ。
宮古市からリアス式海岸沿いに南へ下る。宮古市は被害も大きいのだけれど、中心部に限れば比較的復興が早く進んでいるようだ。昨晩訪れた居酒屋さんも、カウンターの上に1メートル30センチぐらいのところに、ここまで津波が来たと記されていたが、それを見なければわからないぐらいである。もっとも地区が違うと全滅状態。
商工会議所の方にお伺いしたのだけど、被災による需要で大型の店舗の数字は良いのだという。
しかしほぼ全滅状態の山田町、大槌町、陸前高田市では声もでない。それ以外の場所でも、よく似た状況である。一面基礎だけ、場合によってはそれすら残っていない一面の平地。ところどころにうず高く積まれた多くのがれきや車。
写真では知っていたのだけれど、こうして現実を見ると「これからどうしていくの?」と考えてしまう。
もし、自分が市長や町長の立場だったらどう考えるのだろう?と思うと考えが出てこない。高台に移住するといっても高層住宅を建てない限りは、十分な土地が確保できるとも思えない。中には、元あった場所に住宅を建てた、あるいは建て始めている方もいらっしゃる。もともと存在していた地域コミュニティをどう再生していくのかという、まちづくりの根幹をどうするのだろうか・・・。
気仙沼から内陸部へ
世界遺産に登録されたばかりの平泉・中尊寺を訪れて、ちょっとほっとした気分になる。
一関から東北新幹線で東京への途中だ。