太陽光発電の家計簿

テーマ:よもやま話
原発事故から節電、そして、ここへ来て自然エネルギー、特に太陽光発電がクローズアップされている。
今日のニュースをみても、ソフトバンクの孫社長や、パナソニックなどがビジネスとしての本格展開を取り組もうとしている。

さて、我が家は2003年に太陽光発電を設置した。5KWの設備だ。自宅は昭和初期の建物で棟は3つに分かれているので広く、エネルギー効率は極めて悪い。2003年当時の1ヶ月の消費電力は月平均で1100KWにもなる。
昨年1年間の電力は月平均750KW、売電は平均で170KWというところか。4年前には1KWのガス発電(エコウィル)も導入していて、これの発電量が月間180KWぐらいだ。

整理するとこうなる

全部使った量=購入した電力量+太陽光発電(自家消費した分+売電した分)+ガス発電した分
5KWタイプだと平均的な発電量は月380KWぐらいだそうだ。年数が経つと効率も落ちてくるのだが、その数字を入れると
全部使った量1300KW=購入電力750+太陽光発電380+ガス発電170

子供が大きくなって余分の電力を使うようになっているのかもしれないが・・・・テレビや冷蔵庫、パソコン、NAS、ブルーレイレコーダ等、以前より電気食いになっているのは間違いない。

収支面で言うと、数年前から太陽光発電の買い取り価格が2倍になったので少し楽になっている。
電気代14400(深夜料金有り)-太陽光発電買い取り8400=月平均6000円(一昨年だと10000円ぐらい) 今の買い取り価格なら10年で、従来の買い取り価格だと14年ぐらいで元をとれるという感じかな?

今はパネルの効率も良くなって、価格も下がっているはずだろうから、もっと条件がいいかもしれない。

ガス代もガス発電の特別料金なので、費用的3割ぐらい安くなっているが、費用を下げることと、消費エネルギーを減らすことは必ずしも一致しない。このあたりが矛盾だな。

コメント

  1. 2011/05/27 08:37
    太陽光発電に力をいれること言っていましたけど
    やはり、それだけでは・・・
    原発の不安はありますが
    今色々な説が飛び交っていて、何が本当かわかりません
    息子もパナソニックの研究所にいますが、仕事のことは
    話さないし、遠くにいるんで話す機会もありませんし
    私が聞いてもわからないことばかりだし
    難しいです。
    2011/05/27 10:11
    社会全体で考えると太陽光発電だけでは、なんともしょうがないのは事実ですが、家庭的には導入して元が取れやすい構造になってきた、ということでしょうね。

    一方、伸びていたオール電化は、停電リスクが高すぎるということが今回判明しました。IH調理器は、子供や妊婦・妊娠リスクのある若い女性に良くない、という問題もあります。

    私も原発を全部否定するわけではないのですが、今回を見ているとあまりに事故が発生したときのリスクが高く、さらにはかかるコストがべらぼうに高いということでしょう。政府保証がなかったら今回東電は倒産です。企業としても、そういうリスクテイクをするのか、という判断を迫られるでしょうね。浜岡を停止したのは、万一の時に日本経済全部がアウトになる危険性が非常に高い場所だからです。

    原発を作らないですむのであれば、それがいいんじゃない、というのが多くの意識じゃないでしょうか。

  2. 2011/05/27 12:29
    もうすぐ発電した分を全て買取の全量買取となる方向ですから随分といい方向へ向かい、早期に回収が出来るんじゃないでしょうか。
    もちろん買い取りの分の上乗せは一般電気利用者で負担となりますので早期の導入は賢明な選択だと思います。

    ところで、発電効率は年数と共にどのくらい下がっているんですかね。
    2011/05/28 09:56
    ほほう、そうですか
    そうなるとありがたい。

    導入当初はNEDOに報告する義務もあって、まじめに月当たりの発電量を取っておりましたが、最近は放置状態です。
    直感ですが10%弱ぐらいかと。ピークの発電量を見ていると、当初は3.8Kぐらいあったのですが、現在では3.4~3.5kぐらいですね。

  3. 2011/05/27 22:26
    私も、こんな時期にオール電化にしました
    太陽光発電にはしてませんが灯油、ガスを、すべて電気に、統一しました
    それによって光熱費が、どう違うのかと

    そうですよね
    今回のような事故が絶対起きない保証はないんですから
    もし再度起きれば日本の経済は、どうなってしまうのかと
    でも原発に反対とばかりも言っていられないのも現状ですもんね
    あまりにも何もかも便利になりすぎ人間の作ったもので
    人間が滅びてしまう時代も来るんでしょうね

    そうならないことを祈るばかりです。
    2011/05/28 10:05
    SF小説ではさんざん語られている終末論的世界ではなくて、ビジネス的なリスクマネジメントの問題だと思っています。

    今回は事故が発生したときのリスクがかなり大きいということと、発生確率が想定よりも高いということを知らしめました。
    なんせ1県の1/3が30年は住めなくなるのですから。

  4. 2011/05/29 13:40
    30年も住めなくなってしまうなんて
    私たちはいいとして子供たちの将来がほんとに
    心配になります。

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

フリースペース

ねむりはかせのキャラクターの名前はネムタといいます。なまけものです。
元サンリオにいらっしゃったキャラクターデザイナー井上・ヒサトさんの作品をご厚意でお借りしています
ネムタのホームページはこちら

通販サイトはこちらから
眠りのプロショップSawada 楽天市場店

ショップの地図はこちら
長浜の曳山博物館の前です

Facebookページ


ビデオクリップYouTube
店のプレゼンテーション
滋賀経済Now紹介
ヒュスラーネストの説明
プレジールのエアーピローの説明

アーカイブ

HTMLページへのリンク

プロフィール

ネムタ1

ねむりはかせ

曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

眠りのプロショップSawada

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧