広報誌チックタックと長浜力研究所(その1)
テーマ:まちづくり
2008/09/26 23:37
今日の中日新聞に載せていただいたので・・・報告
今年は黒壁創立20周年。この20数年間、長浜のまちづくり運動は全国の注目を集めてきました。長浜城の再建から始まり、北陸線の直流化や長浜ドーム建設の運動、そして黒壁、秀吉博、一豊千代博。
おそらく、全国の役所や商工会議所へ行って「長浜から来ました」といえば「あの長浜」といってもらえるでしょう。
しかし、一時期の勢いはありません。この10年何をやってきたのかといわれると、「新しい仕掛け」があまり見られませんでした。「このままではいけない。いままでの延長では何も生まれない」そう思います。
今年、黒壁20周年という節目の年、ターニングポイントとなる時期に「長浜みらいまちづくり戦略会議」が生まれました。目的は、これからの20年を見据えたまちづくりの構想を作ることです。
その実行部隊として「長浜みらいまちづくり実行委員会」が4月に設立され、これまでいろいろな議論を深めてきました。
委員会は「1つのゴール、4つのミッション、3つのポリシー」を掲げています。
それは
1つのゴール
次の20年のまちづくり構想を打ち立てること。
その実現のための「戦略」の立案、「事業」の企画実施、「主体」の確立、「金」を集め、使う仕組みづくりを行うこと。
4つのミッション
ヒトの拡充 人の輪を広げ、つながりをつくっていく
モノコトの質の向上 大量単一に安くではなく、文化の香りがして少量でも高付加価値
情報発信力の向上 全国、あるいは地域に伝えていくためのメディアづくり
カネの仕組みづくり 市民の市民による市民のためのファンド
3つのポリシー
直感を大切にする 新しい事は直感でしかかわらない
想像力を働かせる 新しい事は想像力でしか見えない
実践から創り出す 新しい事は実践しながら生まれる
委員長を受けるにあたって一番に考えたことは、20年先の人材育成でした。
そのために、委員会のメンバーは20代後半から30代が中心、これからますます必要となる「民と官のパートナーシップづくり」を円滑にするためにも、市役所の若手職員さんも世話方でなくメンバーとして議論にはいってもらいました。
理論を作って行動に移すのではなく、行動(実践)のなかから理論を生み出す。
長浜の先達の人々にならい、走りながら考えることを始めています。
(つづく)
今年は黒壁創立20周年。この20数年間、長浜のまちづくり運動は全国の注目を集めてきました。長浜城の再建から始まり、北陸線の直流化や長浜ドーム建設の運動、そして黒壁、秀吉博、一豊千代博。
おそらく、全国の役所や商工会議所へ行って「長浜から来ました」といえば「あの長浜」といってもらえるでしょう。
しかし、一時期の勢いはありません。この10年何をやってきたのかといわれると、「新しい仕掛け」があまり見られませんでした。「このままではいけない。いままでの延長では何も生まれない」そう思います。
今年、黒壁20周年という節目の年、ターニングポイントとなる時期に「長浜みらいまちづくり戦略会議」が生まれました。目的は、これからの20年を見据えたまちづくりの構想を作ることです。
その実行部隊として「長浜みらいまちづくり実行委員会」が4月に設立され、これまでいろいろな議論を深めてきました。
委員会は「1つのゴール、4つのミッション、3つのポリシー」を掲げています。
それは
1つのゴール
次の20年のまちづくり構想を打ち立てること。
その実現のための「戦略」の立案、「事業」の企画実施、「主体」の確立、「金」を集め、使う仕組みづくりを行うこと。
4つのミッション
ヒトの拡充 人の輪を広げ、つながりをつくっていく
モノコトの質の向上 大量単一に安くではなく、文化の香りがして少量でも高付加価値
情報発信力の向上 全国、あるいは地域に伝えていくためのメディアづくり
カネの仕組みづくり 市民の市民による市民のためのファンド
3つのポリシー
直感を大切にする 新しい事は直感でしかかわらない
想像力を働かせる 新しい事は想像力でしか見えない
実践から創り出す 新しい事は実践しながら生まれる
委員長を受けるにあたって一番に考えたことは、20年先の人材育成でした。
そのために、委員会のメンバーは20代後半から30代が中心、これからますます必要となる「民と官のパートナーシップづくり」を円滑にするためにも、市役所の若手職員さんも世話方でなくメンバーとして議論にはいってもらいました。
理論を作って行動に移すのではなく、行動(実践)のなかから理論を生み出す。
長浜の先達の人々にならい、走りながら考えることを始めています。
(つづく)
コメント
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アロマ大使2008/09/27 10:51連日ご苦労様です。官民一体の取り組みについて、近年感じることがあります。それは、従来から制度化されレールの敷かれた事業については簡単に支援して頂けるのですが、新しい取り組みやアイデアについては、なかなか支援してもらえない壁があります。場合によっては、「妨害しているのでは?」と勘ぐることすらあります。新規の取り組みを一緒になって積極的に考えてこそ市民協働だと思います。
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2008/09/27 17:43ご無沙汰でございます。
「長浜みらいまちづくり戦略会議」お疲れ様です。
3つのポリシーでは直感・想像・実践といいキーワードが盛り込まれてますね。
我々のYEGの活動でもこのところはマンネリ化しており新しい事業発展は少ないように思われます。
いつしか共働の作業でいいスパイラルが生まれるといいですね。 -
2008/09/27 20:30応援ありがとうございます
>アロマ大使さま
行政は、基本的に新しいコトをするのが苦手な組織です。新しい取り組みをしているところがあるとすれば、大概ヘンな行政マンがいるところですね。長浜市役所もヘンな行政マンが少なくなって寂しい限りです。
前に余呉町の会議で唖然としたことがあります。彼らは官民協働を、「町民が動くんだよ」と勘違いしていました。余呉町に限ったことではありません。弱ったものです。
>tossanさん
先日商工会議所の新規加入用パンフレットを作る羽目になりました。こうあるべしという未来価値をちりばめて作りましたが、現状とはまだかなりギャップがありますねぇ。
YEGも皆さん頑張ってらっしゃるけど、もうちょっと未来価値づくりに精を出してほしいなぁ~。
キツイかもしれませんが、期待をこめて