二つの2R
テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
2010/06/29 01:51
環境に負荷のかからない買い物をグリーン購入と呼び、一般には3Rという言葉で表されます。
Reduce(ゴミ低減),Re-use(再利用),Re-cycle(再資源化) です。
少し前までは Refuse(拒絶=買わない) も入って4Rと呼ばれました。本来ならそうでしょうが、経済活動を否定してしまうような意味なので、3Rに落ち着いたのでしょう。
さて、私の店では二つの2Rを目指しています。
最初は Reduce と Re-use です。少し前に東京都が廃棄場での金属スプリングマットレスの受け入れを中止するという話がありましたが、マットレスのみならず寝具は一般的にRe-cycleが非常に難しいのです。
となれば、できるだけ長く使って廃棄される寝具を減量する(Reduce)か、木綿わたの打直しや羽毛ふとんのリフォームのように資源を再利用する(Reuse)しかありません。
使い捨てをするのではなく、良いものを長く使うことがもっとも環境に負荷を掛けないからです。
そのために、私の店ではできるかぎりロングライフの品を扱うようにしてきました。
もう一つの2Rとは Re-earth と Re-form です。
Re-earthという言葉が実際にあるのかどうかは分かりませんが、土に還るという意味です。最近の寝具は合成繊維の使用率が上がりました。しかも、綿とポリエステルを混綿するなど、素材ごとの分別がしにくいものが多いのです。前述の金属スプリングのマットレスもその典型です。(なので、ヨーロッパでは金属スプリングのマットレスはほとんど見られません)
素材が天然素材100%ならば、再利用や再資源化ができなくても、最後は土に還るのです。また複合素材のものでも分別を容易にしておけば環境負荷は低減できます。
Re-form は羽毛ふとんのリフォームのように再利用の意味もありますが、この場合は 眠りのリフォームの意味です。それぞれの体質に合わせた寝具や睡眠環境を整えることにより、睡眠の質が向上するとCO2が減るのです。
睡眠障害による日本の社会損失は年間3兆5000億円とも言われます。睡眠の質が向上することで事故が減り、日中の眠気が少ないと社会の効率がアップして残業なども減ります。健康の増進も図れますから、医療費も削減し、それに費やす資源やエネルギーも減少するのです。
Reduce(ゴミ低減),Re-use(再利用),Re-cycle(再資源化) です。
少し前までは Refuse(拒絶=買わない) も入って4Rと呼ばれました。本来ならそうでしょうが、経済活動を否定してしまうような意味なので、3Rに落ち着いたのでしょう。
さて、私の店では二つの2Rを目指しています。
最初は Reduce と Re-use です。少し前に東京都が廃棄場での金属スプリングマットレスの受け入れを中止するという話がありましたが、マットレスのみならず寝具は一般的にRe-cycleが非常に難しいのです。
となれば、できるだけ長く使って廃棄される寝具を減量する(Reduce)か、木綿わたの打直しや羽毛ふとんのリフォームのように資源を再利用する(Reuse)しかありません。
使い捨てをするのではなく、良いものを長く使うことがもっとも環境に負荷を掛けないからです。
そのために、私の店ではできるかぎりロングライフの品を扱うようにしてきました。
もう一つの2Rとは Re-earth と Re-form です。
Re-earthという言葉が実際にあるのかどうかは分かりませんが、土に還るという意味です。最近の寝具は合成繊維の使用率が上がりました。しかも、綿とポリエステルを混綿するなど、素材ごとの分別がしにくいものが多いのです。前述の金属スプリングのマットレスもその典型です。(なので、ヨーロッパでは金属スプリングのマットレスはほとんど見られません)
素材が天然素材100%ならば、再利用や再資源化ができなくても、最後は土に還るのです。また複合素材のものでも分別を容易にしておけば環境負荷は低減できます。
Re-form は羽毛ふとんのリフォームのように再利用の意味もありますが、この場合は 眠りのリフォームの意味です。それぞれの体質に合わせた寝具や睡眠環境を整えることにより、睡眠の質が向上するとCO2が減るのです。
睡眠障害による日本の社会損失は年間3兆5000億円とも言われます。睡眠の質が向上することで事故が減り、日中の眠気が少ないと社会の効率がアップして残業なども減ります。健康の増進も図れますから、医療費も削減し、それに費やす資源やエネルギーも減少するのです。