CO2フットプリント
テーマ:よもやま話
2009/06/25 01:29
【トピック(エコプロ-みんなのエコプロジェクト-)】みんなのエコプロ
今日は滋賀グリーン購入ネットワークの総会でした。
環境に負荷をかけない商品購入をすすめようという運動は、昨今特に注目をあびています。
昨年より幹事をおおせつかっておりますが、総会議案の決算書議案説明をしなさいということで、前方の机に座るはめに。
本当は先月末の予定でしたが、例のインフルエンザ騒ぎで延期され、今日に。滋賀GPNは全国の地域GPNの中でも最大勢力、会員数は420ぐらいです。(全国で2900ぐらい)
環境保全やCO2削減への関心の高まりでしょうか、参加会員は100名を超えて大盛況。決算・予算承認総会というのにこの出席には正直びっくりしました。
議案終了後は瀬田アーバンホテルの片岡さんが取り組みをご披露。今度はカーボンオフセット宿泊プランを作られるそうです。
平穏に終わった総会後の幹事会は、一転して運動の方向性について議論百出。その中でカーボンフットプリントについての話がでてきました。カーボンフットプリントとはその製品の原料段階から破棄にいたるまでに放出されるCO2の量を定量化して製品に表示しようという動きで、フードマイレージにいわれるように輸送によるCO2排出量も含まれるなど、すでにイギリスなどでは進んで取り組まれています。
例えば、コピー用紙を購入する場合、昨今はエコ仕様(再生紙混入、エコマーク付き、グリーン購入データベース登録など)は当たり前になってきました。単純に再生紙混入率だけではなく、白色度や製造方法、バージンパルプでもFSC認証があったりして、何が一番環境負荷が少ないかがあまりわかりません。カーボンフットプリントは、そういった場合の判断基準のひとつになるものです。
もちろん、環境負荷はCO2フットプリントだけで判断されるものではなく、農薬を使っていないなどの指標もありますが、いずれにせよ数年のうちにCO2フットプリントが表示される方向へと動いていくようです。
そんな話をしながら、懇親会は大津駅前の居酒屋さん。終わって長浜まで帰るのは私だけ(ほとんど草津か野洲ぐらいまで) 「遠くからわざわざ」といわれるはずです。