寝具のへたり

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
ここ数日梅雨も本格的で湿気がじとっ 蒸し暑くなってきました。

現在の私の敷きの構成は、一番下がエルゴフレックス、その上にローズテクニー、その上に耐久テスト中のフォームエース固わた+パワーロフトソフト固わた+羊毛敷ふとん+リヨセル敷パッド+リネン麻シーツというミルフィーユのような7層です。

耐久テストというのは、実際に使ってみて弾性変化がどれぐらいでるかを見ます。といっても計測するのは難しいので、だいたいこの程度ぐらいという実感を得るためです。2~3ヶ月ほど使います。次は、新製品のラテックスマットレスですね。

敷には何十キロもの物体が7時間乗るわけですから、使っていてへたらないというと嘘になります。例えばマニフレックスのようなマットレスは12年保証を付けています。これを12年間変わらず使えますよ、と表示している販売業者がいますが、実は問題があります。

この保証は実は形状変化に対する保証であって、弾性変化に対するものではありません。例えばドイツのLGAという検査機関があります。素材に8万回(だったかな?)の負荷を掛けて、どのように形状変化するかということで、マットレスなどはこのテストを受けているものがかなりあります。

元の厚みが10cmで、耐久試験後に9.9cmだったとすると形状保持率は99%なので優秀といえるかもしれません。ところが、形状が変化しなくても弾性変化は起こります。弾性変化をわかりやすくいうと、新品のときに50kgの負荷を掛けたときに1cm沈むとすると、弾性変化が起こると素材が柔らかくなって沈み方が2cmとか増えるわけです。

そうすると、使用している側にとってみると「へたり」として認識されます。ベッドの金属コイルのマットレスなどにも顕著ですが、外側は変化が無いのにへたってしまうと、重量のある腰部の落ち込みが出来て、体を正しく支えることが難しくなります。腰痛の原因にもなります。

素材を硬くすればいいかというと、その場合、負荷のかからない敷きの周辺部はほとんど変化しませんが、最も負荷のかかる腰の部分は変化するので、かえって厄介なことになります。硬くしすぎると、体圧分散ができなくなります。

重量+熱+湿度の負荷を掛けたときの弾性変化については、西川などの大手メーカーもほとんど持っていないので、実際に使ってみながら経験値を上げていくことしかないのが現状です。

弾性変化を少なくするには、ウッドスプリングとマットレスのようなダブルクッション構造にして、それぞれの素材にかかる負荷を分散してやることが大切です。


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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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