ヨーロッパから その3

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
私の店はヨーロッパから製品や原料を輸入して販売している。
①上質な自然素材であること ②環境への負荷が少ないこと ③どこにでもあるものではないオリジナリティあふれること これが基本だ。

いろいろ探していくと、ヨーロッパ、特にドイツ・オーストリア・スイスといったドイツ語圏の製品にたどり着くことが多い。今回のハンガリーでも基本的にはオーストリアに近い。

昨今イタリアのマットレスが市場で販売されているが、過去の経験からいうと、手を出したくない。
ローマ帝国時代のローマ人は几帳面だったそうだが、今日のイタリアは確かにデザインは非常に良い、あるいは生地素材系は悪くないが、ベッド・マットレス系になると品質のばらつきや長期使用というと?マークがつくことが多いからだ。

それはさておき、ここ何年も毎年価格は改訂されてきた。概ね2~3%ぐらいなにもなくてもFOB価格は上がるのだ。デフレの長く続いた日本とは大違いである。
ところが一番頭が痛いのは為替レートだ。4年ほど前の1ユーロ100円ぐらいと、昨年だと145円ぐらいだから、仮に値段が上がらなくても仕入れ価格は1.4倍とかになっていまうからで、ユーロは年末に150円をうかがうぐらいに上がっていたので、今年も頭が痛いなぁとおもったら、年明けからギリシア危機の再燃+ロシア関係その他いろいろで徐々に下落。出張中にユーロ中銀は量的緩和QEを決めたのでさらに下落、現在1ユーロは133円程度。ちょうど昨年中期と同じ価格へ落ち着いてきたので、ほっ。

一方でユーロの量的緩和を予想からなのか、いままで1ユーロ=1.2スイスフランを維持してきたスイスが、これをやめることになったのでスイスフランは一気に高騰 現在1スイスフランは135円とユーロを逆転してしまった。
ただでさえスイスの物価は高い。今回もスイスのバーゼル駅で乗り換えをしたのだが、駅のコーヒー一杯が絶句する価格だ。5スイスフランぐらいの価格がついていた。もちろん飲むわけない。

ヒュスラーネストの日本総代理店は頭を抱えていることと思う。今回も、スイスのカバーメーカーを紹介された。
しかしながら、ただでさえ高い(平均7万円位)カバーなのに、さらに上がることになると、素直に「やりましょう」とは言えない。

ヨーロッパもデフレ傾向なのかここ数年は前年と同じ価格提示が増えてきた。ありがたいことだが、その実戦々恐々でもある。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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