ローマ人(びと)の物語(2)

テーマ:よもやま話
2日目は雨、それも結構な。この日は美術館の日の予定だったので、まあいいだろう・

スタートはボルゲーゼ美術館から。ここは予約が必要だけど、ネットで簡単に取れる。ドイツのホテルで取って、ローマのホテルでプリントアウトすればOKだ。

ボルゲーゼ美術館

建物も良いが、コレクションも超一流で見応えがある。塩野七生の「銀のフィレンツェ」に登場する首飾りの題材となったラファエッロの絵もここにある。ここの圧巻はベッリーニの彫刻だけど、個人的なチョイスはクラナッハのヴィーナスとアムール。
ボルゲーゼ公園からスペイン階段へ。雨だからほとんど人が居ない。普段路上で怪しげな物売りをしている連中は、傘売りに変わる。なにやら長浜の様相。

スペイン階段
傘売

そして、ヴァチカン美術館へ。ここのコレクションは圧巻としか言いようがない。圧巻過ぎて、最後のシスティナ礼拝堂へたどり着く頃には疲労困憊してしまう。みんな座って、ミケランジェロの天井画を見ているようだが、実のところ我々も含めて休んでいるのが半分のようだった。
チェーザレ・ボルジアの特集本のPDF版をiPadに入れてたので、それを見ながら、父親のアレッサンドロ6世とライバル・ユリウス2世(ローヴェレ枢機卿)、さらにルネサンス全盛期ともいえるメディチ出身のレオ10世の跡をたどるのも面白いものだ。

遅い軽い昼食を取って、サン・ピエトロ寺院へ。ここも豪華の一言。翌日にローマ教皇のイベントがあるらしく、広場はパイプ椅子で一杯。
娘はスイスガードがお気に入りの様子

スイスガード

3日目は快晴。スペイン階段もこの通り

スペイン階段

フラミニア街道に通じるポポロ門からテヴェレ河ぞいにサンタンジェロ城へ。後はショップ巡りである。といってもブランドものは興味ないので、雑貨品などが中心。新婚旅行の時にコンドッティ通りのグッチやフェンディやなんやら回らされた記憶がよみがえるが、娘が興味ないのはありがたい。

ローマを楽しむなら、本当はここからなのだろう。有名どころを回るだけで3日かかってしまった。いや、3日で済ませてしまった。残念だがここまでだ。気持ちはあるが、足が動かない。

空港からフランクフルトへ戻り、翌日はケルンの家具見本市である。

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睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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