先達の後始末
政権交代がなされて早1ヶ月近く、鳩山内閣ができてから自民党が打ち出していたものに対してマニュフェストから凍結や改善?に色々と乗り出しています。
今日から鳩山首相と岡田外相が外交デビューとなりました。油甚さんからコメントいただいた先日終了した官僚たちの夏で、佐藤首相が言ってましたように「外交は1方の都合だけでは決められないこと。」というのがあり、一筋縄では行かないものがあります。しかし、日本と世界の将来のために頑張っていただきたいものです。
国内ではやんばダムのことで難しいことになっていますね。60年近く前に抗争が始まったとはいえ、決めたのは自社さ政権の時で鳩山・前原氏がさきがけの中心だったときということで地元の人はお怒りです。これも、連立政権の難しいとこなのでしょう。
それにしても、滋賀県の新幹線新駅でもそうでしたが、市民に問いかける(選挙)前に何で慌てて着工してしまうのでしょうか?以前に約束していたとはいえ時代が変わり方向転換が必要になっても、無理にやろうとするのでしょうか?もし、今新幹線新駅やびわこ空港が出来ていたら大変なことになっていると思いますよ。もっと他にする事があるような気がします。
これは政治に限らず、私たちの身近なところにもあると思います。自治会やいろんな団体の組織、会社。そのとき中心になっている人は良かれと思うのでしょうが、じっさいは自己満足になってしまい暴走している事も少なくありません。
ある素晴らしい経営者が言っていました、「会社は確かに前任者から受け継いだものだが、未来の人からの預り物、そう思って経営しなければならない。」
そう考えでトップがやって行けば前任者の後始末をしなければならないということはなくなるし、より良い政策が打てて国民はいいのでしょうけどね。