戦勝記念日

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 朝ふと思い出しました。今日は4年前に死んだ親父の誕生日。4年前は、ちょうど戦後60年でした。そのときにテレビで言っていたのが、昭和20年9月2日に横須賀に停泊していたアメリカ戦艦ミズーリ号甲板で日本の重光葵外務大臣が降伏文書に調印した日という事でした。親父はちょうどこのころ、学校を終え、商売の道に入り、本家の商いの再建に踏み出したのでした。

 

 昨日散髪に行ったあと、週刊誌を読んでいますと大橋巨泉氏のエッセイがありました。それによりますとアメリカでは終戦の日は8月15日ではなく9月2日だそうです。それも「戦勝記念日」だそうで、わかりやすく言うと正義の味方・アメリカが尊い犠牲を払いながら悪の枢軸国(日・独・伊)に勝った日だということです。

 

 ロシアでは5月9日を対ドイツ戦勝記念日となっているそうです。

 8月15日は韓国では日本の支配から解放された「光復節」となっています。

 国によってとらえ方が違いますが、巨泉氏が「戦争にどっちが正しいとか悪いとかはない、お互いに犠牲と悲劇が起こるだけ。戦勝記念日をやめたらどうだといっている。」といっていました。

 

 まさしくその通り。正しい戦争などありません。アメリカが落とした原爆によりたくさんの日本人が犠牲になり苦しんでいます。「戦争を早く終わらせた素晴らしい方法」ではありません。

 民主党政権がアメリカとの防衛関係はどうなるのかはわかりませんが、この戦勝記念日と言う考えをやめてもらえるようにして欲しいものです。

 

 

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