久しぶりの官僚たちの夏
昨日は選挙から早くも1週間。あの細川内閣の時とは違った感じで期待と不安が入り混じった気持ちにあふれています。(ナンやそれ)民主党に対して自民党の人達がナンやカンヤといっていますが、4年前の逆の立場の時にしっかりやらなかったからこうなったということを忘れているようですね。
今日、北朝鮮が自民党に対して「自分たちの都合ばかり考え、人民の暮らしや気持ちに目が行かない政治を行ってきた当然の結末。」と報道したらしいですね。まあ、よく自分たちを棚に上げて言えたものです。それでも、わかっているんですね政治の大切な要点は。大抵、口だけは達者なやつは自分の事を棚に置いて意見を述べるのはお手のものです。
さて、昨日は世界陸上、選挙特番のため休んでいた「官僚たちの夏」が3週間振りに放送されました。私はその前2週は最後10分しか見ていませんので本当に久しぶりです。
オリンピックに向けて国産飛行機YS-11の開発に国を上げて頑張っていたときでした。経済自由化を推進する官僚と慎重な官僚。日本を良くするために一生懸命な二人。本当にカッコいいですね。
今回の中で、2つのセリフが気にかかりました。
1つは風越が「日本はいつ、自分たちが持っていた日本人の心をどこかに置いて来たんだろう。」ということば。
もう1つは福田一が風越に「天下り先は決まったかね。なんなら聞いてやってもいいよ。」ということば。
最近の事だと思っていたのが、昭和38年、私が1歳の時にこんな事を言っていたんですね。
池田首相が病をおして風越に会って「おまえともう少し話しておくべきだった。」と述べています。
実際に国に限らず、地方の役人でも政治家・議員と腹を割ってこの国や地方を良くしたいと思って取り組んでいただいているでしょうか?
今回皆さんがこのドラマに共鳴するのは、風越の国を良くしたいと言う真摯な行動であろうと思います。私達国民もそういう気持ちを持って地方の小さな取り組みに励んで行きたいものです。
風越だけドラマの名前ですね。実際は佐橋滋さんだそうです。あとは、実名で上げています。