トップ選手、日本の誇り
今日のタイトルは、日本経済新聞のスポーツ欄に定期的にサッカーの三浦知良選手のエッセイが載りますが今日の新聞にあったものです。
日経新聞は硬い新聞です。以前、大手都銀の重役になり、出向で百貨店の常務をしていた叔父が「どんなに忙しくても、日本経済新聞のおくやみ欄と私の履歴書、新聞小説(あの失楽園などが有名です。)は必ず読んでから出勤する。」と言っていました。私なんぞは読みやすい人物の時しか読みません。今月の三菱商事相談役の槇原氏は面白そうですね。
そんななかでスポーツ欄は他の新聞とは変わった書き方がしてあり、経済紙ならではの紙面で、私なんぞ忙しい時はここだけしか読みません(笑)。だからあかんのかな?
今日のエッセイでは日本と欧州のサッカーに対するビジネスの考え方の違いでカズがセリエAに挑戦した時の日本やアジアに対する認知度は低かったそうです。今や日韓のいい選手がヨーロッパで活躍するようになりアジアの選手の見られ方も随分と変わったようです。
なのに未だに、日本人は心配性なのか、現地で「ナカムラ(俊輔)は通用しますか?」と伺いがちだそうです。野球のメジャーでも松坂や松井が通用するかな?と見ていましたね。彼らがどう活躍するかなとは見ていませんでした。
確かに日本と欧州のサッカー、アメリカのメジャーリーグは差があります。しかし、選手の中では充分大活躍する選手がいるわけです。イチローなどはすごいですね。カズの文の中で「あなたはイチローを抑えられますか?無理だと思うけど。」とか「松坂の剛球打てるかな?」なんて聞く人が出てきてもいい。というように自国の超一流選手を誇りに思って欲しい。と述べていました。
謙虚な日本人の素晴らしさ?かもしれませんが、確かにイチローのようにすごい選手もいますし、WBCも2連覇したし、謙虚さは大切にしながらも卑下することなく思っていく事が大切なのでしょうね。
カズは最後にこう締めくくっています。
俊輔(スペインリーグへ移籍した中村俊輔選手)はこれから仲間や街になじまなければならない。一つのFKで人生が変わりもするだろう。新天地での挑戦はいつだって、誰だって難しい。
でも、人生は、いつの瞬間だって挑戦なんだ。