野球は2アウトから
昨日の甲子園大会の決勝、すごかったですね。中京のワンサイドゲームになってしまったなと思って、出かけましたら、号外メールマガジンが。「9回に劇的粘り」、まさかと思いまして見ましたら、逆転は無かったもののあわや同点、逆転まで行ったとの事。それも9回2アウトからだったということで、本当にわからんものですね。両チームに感動をありがとうと言いたいですね。
世界陸上も忘れた頃に終了していました。最後に私も全く知らない選手二人がメダルをとりました。前回大阪で土佐がナンとか1つメダルを取りましたが今回は先ず無理と思っていましたら、やり投げまでメダル。私の母校の同級生が入賞した事があったかな?その種目でした。
野球は2アウトからだとか、下駄を履くまでわからんなどといいます。サッカーなど時間制のゲームは、得点差があまりつくと時間的に無理ということがありますが、野球やバレーはひょっとしたらという事の可能性がゼロではありません。サッカーでもアトランタオリンピックで日本がロスタイムに入ってから2点差を逆転したことがありますから、そういった意味では最後まであきらめるなと言うとこでしょうか。
今回の試合はワンサイドが一転して球史に残る名勝負となりました。高校野球は名勝負が多いですね。最高試合といわれる星陵ー箕島。松坂を最後まで追い詰めた横浜ーPLなど、何回見ても感動を禁じえない試合があります。共通するのは最後まであきらめない、最後まで力を尽くすと言うことでしょう。そして、終わればノーサイドの精神(ラグビーですが)。お互いがたたえ合うということでしょうか。
今回の衆議院選挙。民主党のワンサイドゲームの様相ですが、異例の長い選挙戦ですからわかりません。しかし、高校野球と違って泥試合(仕合)の様相であります。力を出すのではなくけなしあいではかないません。お互いが政策をわかりやすく、国民が感動する選挙史に残る名勝負をやっていただきたいですね。