新聞休刊日と死のロード
今日は新聞休刊日です。インターネットが盛んになって新聞を読む人は減ったようですが、テレビのニュース番組で朝刊や夕刊の主な記事が紹介されているように新聞の役目はまだ大きいものがあります。
休刊日ということで駅の売店でスポーツ新聞だけ販売されていますので買って来ました。社会欄を見てもあまりたいした記事は載っていませんでした。関西のスポーツ新聞は讀賣系の報知、中日スポーツを除いて大抵シーズンオフでも阪神がトップに来ます。
その中で阪神が昨日巨人との3連戦に長期ロード初の勝ち越しがトップでした。阪神はご存知の通り、高校野球のころは甲子園球場を明け渡さなければなりません。以前は3週間弱でしたが、1県1校になってから大会期間も延び3~4週間は「死のロード」といって阪神にとっては真夏の暑い日の苦しい遠征期間となります。大抵、これで失速して優勝を逃していました。
とはいえ、最近ではドーム球場もできホテルもよくなって昔ほどの苦しみは無いみたいです。特に大阪ドーム(京セラドーム)ができてからは選手も一応、家に帰れますのでかなりいいと思います。それと今年は東京ドーム、神宮と続いたので東京で移動なしでかなり良かったと言うことです。
それにしても新幹線ができる前の遠征はつらかったでしょうね。メジャーリーグなどは5つの時差を超えて遠征ですがメジャー選手は専用ジェットで飛行機の前までバスが来るので意外と楽だそうです(新庄談)。ただマイナーの選手は夜行バスで遠征だとか、やはりメジャーにならないとだめですね。
ところで、もうすぐ始まる都市対抗野球で東京ドームを明け渡す巨人はどうなのかといいますと、まだお盆明けなのとヤクルトや横浜など在京球団との対戦があるので助かるようですね。ただ以前東京ドームを本拠地にしていたパリーグの日本ハムは夏休みは稼ぎ時ということで巨人優先で1ヶ月近く、ドームで試合ができなかったようです。それでも千葉ロッテ、埼玉西武、などがあるから遠征のつらさは半減していたのでしょうね。
広島のように端っこのチームはビジターは殆ど遠征それも遠くにということでつらいのですが、それに負けずに頑張ってほしいものです。
一口メモ、2軍はセ・パではなくウエスタン、イースタンに分かれているのはなぜか?
答えは遠征費用を少なくするため東西に分けているからです。ゆえに数年前に楽天ができたときにイースタンが1つ増えて7球団、ウエスタンは近鉄が消えたため5球団となりました。
ちなみにもっと前に西武ライオンズができたとき、当時のライオンズは九州だったためウエスタン、中日はイースタンでした。西武が埼玉所沢に移ったため中日がウエスタンに西武がイースタンにと入れ替えがありました。