終戦記念日とベルリン世界陸上
今日は64回目の終戦記念日。さすがに戦争体験者が少なくなったようです。政治家も戦争を知らない人が増え、戦争への道を歩もうという発言があるのは残念です。広島の原爆ドームや平和公園へ行きますと次のような碑が立っています。「やすらかにお眠り下さい。過ちは繰り返しませんから。」字がどう書いているかは忘れましたが、この言葉に尽きると思います。
毎年、政治家の靖国神社参拝に対して中国や韓国がうるさく言います。昨年の田母神氏の発言で、日本は悪くないと叫ぶ人もいます。いえる事は、よく喧嘩両成敗といいますが、戦争の当事国が悪いのです。先日述べたアヘン戦争のイギリスのように非常にあくどい国がありますが、それはさておき、私達は戦争を起こさないことが使命でありましょう。
そんな終戦の日に世界陸上ベルリン大会が開幕します。世界3大スポーツイベント(サッカーワールドカップ、オリンピック、世界陸上)の一つ世界陸上。先日の水泳のようにメダルを取るのは難しいでしょうけれど世界のすごい人間の力を見るのは愉しいですね。
ベルリンといえば東西ドイツに分離していたときベルリンも分離していました。今回のコマーシャルでもベルリンの壁が出てきますね。ベルリンオリンピックはヒトラーの象徴でした。何か考えさせるベルリンのまちです。日本のオリンピック選手の歴史でよく出てくる選手の話しもベルリン大会が多いですね。とにかく日本人にとって印象の深いベルリン。大会が楽しみです。
それにしても思います。第2次大戦、5月にベルリンが陥落、ドイツが降伏したとき一緒に日本も降伏してしまったら原爆もソ連の侵攻もなかったかも知れませんね。