私も「官僚たちの夏」
過日に油甚さんがテレビの4チャンネルの日曜劇場「官僚たちの夏」が面白いと書いておられ、私も見たところ大変面白い。先日ていくさんも記しておられました。あの頃はオリンピック誘致が決まる前、日本が高度経済成長に入ろうとしていた頃です。志の高い官僚たちが政治家と時には協調し時には対立しながら「日本の行方」に対して一生懸命やっておられました。
北大路欣也扮する池内大臣、池田勇人元首相のことでしょうね。所得倍増計画、中小企業がつぶれても仕方ない発言。いろいろありますね。1昨年はやった3丁目の夕日の映画の頃ですから、何か日本が国民も政治家もそして官僚も「日本を良くしたい。」と前向きだった。そして、考えていた方向がぴったりあっていた。今の日本は豊になり、その「前向きの方向性」を見失っているのかもしれません。
今の政治家や官僚に高い志がないとは思えません。滋賀1区のU代議士は妹と同級生ですが中学の頃から「政治家になりたい、日本を良くしたい。」と言っていたそうです。そうして大学卒業後、官僚になり衆議院に立候補したんですね。地元長浜でなく県都のある1区から出ようなんて是非はともかくいい心がけじゃありませんか。
日本は太平洋戦争後、終戦の日がお盆の8月15日。以来、熱き夏を毎年迎えております。今回の総選挙、ある意味今後の日本を国民一人一人が考えるためにこんな時期になったのかもしれません。
明日の花火大会。何でも「麻生首相頑張れ」の花火を応募した人があったようです。これに対して共産党が反対していますが麻生首相は自民総裁ではなく日本そのものと考えたらいいんじゃないですかね。実行委員会の判断は間違っていないと思います。
ともかく、30日の選挙は皆さん行きましょう。