国旗と国歌
昨日の党首討論で麻生自民党総裁が民主党鳩山代表に対し、九州のある民主党の会合で国旗を切り刻んで(正しくは貼り合わせて)民主党のマークでささげていた事を問いただしました。しかし、何を考えているのでしょうね。大切な自分たちのマークを貼り合わせて作るとは情けない話しであります。
さて、調べて見ますと国旗や国歌に対してイギリスやフランスはそんなにうるさく言わないようです。アメリカは結構厳しいようです。フランスは意外でした。韓国や中国はやはり厳しいみたいですね。新しい国や戦闘の革命があった国は厳しいようで、イギリスは名誉革命と言ってあまり血が流れていません。そういう国はあまり言わないようです。
日本の色々な団体、例えば青年会議所(JC)は我々の活動は国家を基盤としているという所から、例会などでは向かって左に国旗、右にJC旗を掲げます。つまり、国旗が上です。
でも、こういう団体は珍しいと思います。大抵は団体旗を掲げるだけだと思います。それにしても民主党はこれもいい加減であったということであきれますね。
スポーツのサッカーの国際試合やプロボクシングの世界タイトルマッチの前に必ず国旗掲揚と国歌斉唱があり、またオリンピックなどでは表彰式で金メダリストの国歌が演奏され国旗が掲揚されます。あの場面は美しいですね。
ちなみに高校野球試合終了後、勝利チームの栄誉をたたえ校歌斉唱並びに校旗の掲揚があります。あれは戦前のベルリンオリンピック女子陸上800M銀メダリストで日本の女子陸上のパイオニアの人見絹枝さんがオリンピックの表彰式から提案したと言われています。
また最近は2回の表裏の始まりに対戦チーム両校の校歌が斉唱されるようになりました。これは恐らく、1986年のフランスワールドカップに日本が初出場したときの試合のセレモニーでサポーターと選手が一帯となる素晴らしさからとったんじゃないでしょうか。ちなみにサッカーで選手が子供の手をつないで入場するのは「子供に見せても恥ずかしくないフェアプレーで試合します。」という誓いのセレモニーです。
いずれにしても国旗、国歌の元に国民が団結し、より良い国を作って行きたいものです。某首相のような揚げ足取りはやめて。