上野バレーの開花
今日(14日)バレーボール女子世界選手権大会最終日で日本は32年ぶりに見事銅メダルを獲得しました。我がことのように喜びを感じています。第5セット、14-8の時の真鍋監督のほっとした表情に心中を少しうかがい知ることが出来ました。
長い間低迷していた女子バレーを世界と対等に戦えるチームにしたのは前監督の柳本監督です。それまで女子の監督がナショナルチームの監督をしていましたが柳本という男子の監督(数年女子の監督をしていましたが)がチームを見ることによって大きく変わりました。
長い間勝つことの出来なかった韓国女子に対して見事に常勝チームに仕上げました。結果世界ランキング5位のチームに仕上げたのです。
その後を受け継いだ真鍋監督は同じセッター出身で、柳本監督の後輩でもあり氏のバレーボールを知り尽くした人間です。結果はさらにレベルアップをして今日の結果を手にすることが出来ました。
この両監督や全日本男子の植田監督はいずれもバレー界の名門大阪商業大学附属高等学校から大学まで闘将上野尚志監督の薫陶を受けた人達です。ちなみに、09年から10年にかけて史上初の3冠を取ったパナソニック・パンサーズの南部監督も同じです。
今日の男女バレー界の監督の多くが上野先生の薫陶を受けた人達が指揮を執っていることを考えると、日本のバレーボール界は、世界に向けて今まさに上野尚志バレー開花の時代と言っても過言ではないと思います。
柳本監督は平成5年?に長浜北中学校にPTA主催の講演会に講師として来ていただきました。真鍋監督とは、彼の中学時代全国大会・近畿大会と二度熾烈な闘いをしました。彼は当時スパーエースでしたが、いずれも長浜東中学校が2-1で勝利しました。