指導力と責任?
今日(19日)の読売新聞のトップ記事は普天間飛行場移設について、「辺野古埋め立てに戻る」とありました。これは一体どういうことでしょう?事実ならば、この9ヶ月間の騒動は単なる迷走だったのでしょうか?まさに不信の極みです。
この迷走で失ったものはあまりにも多いと思います。全保障を始めとする日米の信頼関係、さらには国際社会との信頼関係です。一方では、中国にそこをうまくつかれて東シナ海での横暴な振る舞い。
次に、「高速6月新料金断念」とあります。参議院選を睨んだ小沢氏の威光?があるのでしょうが、これも猫の目です。
最近報道されるようになった宮崎県の口蹄疫問題は、政府の対応の遅れを指摘されて当然です。元社会党の農水大臣赤松氏では初期対応の重要さが理解されていないと思います。その初期に当たる連休中、外遊をしている様なことでは何を言っても詭弁です。
政府主導を打ち出した民主党ですから、専門の官僚からの情報が入っていないのではないかと予想されます。
もう一つ、「政治とカネ」問題では、小鳩の問題はもとより、日教組から不正資金1600万円を受け取っていた北海道の小林議員について、経理担当者が起訴事実を認めました。
先に逮捕起訴された小沢氏の元秘書石川議員や、6年前の野党時代に小林議員と同じような問題があった山梨選出の輿石東の問題等々、民主党は「政治とカネ」をどの様に扱うのでしょう。
自民党とみんなの党は教員の政治活動に罰則規定を盛り込んだ改正案を今国会に提出します。さて、日教組の支援を受けた議員が10人近くいる民主党、その対応をしっかりと見せてもらいます。
「秘書の責任は議員の責任。私なら議員バッジを外します」と大見得を切った人は誰だったでしょう?総て口から出任せですか?鳩山さん、あなたの指導力と責任感を問います?