命賭けで…?
今日(11日)の新聞のトップ記事に「5月決着事実上断念」の見出しが躍っていました。
このことについて、初代内閣安全保障室長 佐々淳行氏が以前このように言っていました。
“鳩山総理は何とも言葉が軽すぎる。「綸言(りんげん)汗ノ如シ」”という帝王学の教えを知らないのかもしれない。「帝王が口にした言葉は、出た汗は体内に戻らないように撤回や取り消しできないから、言葉を選べ」という為政者の基本の心得である。
先の党首討論において谷垣自民党党首の追求に鳩山総理は突然「普天間は5月末までに命賭けで体当たりで行動します」と大見得を切った。
それは、ことが不首尾に終わったとき切腹してでも責任を負う武士の一言(紳士の場合でも)である。あの時、総理は「5月末の普天間に『政治生命』を賭けます」と言うべきだった。”
民放テレビを見ていると、「首相は責任を取るべきか取らざるべきか」と市民に意見を聞いています。国民の総意に反して、画面では賛成・反対五分五分になるようにうまく作られています。ほとんどのマスコミは先の選挙において民主党を支持しました。懲りることなく現在もその様です。
政治とカネの問題はもとより、国民の命と財産を守る安全保障や外交問題がどうなろうとマスコミは知ったことではないようです。私には日本国がひたすら社会主義国(親中反米)の方向に舵を切っているように思えてなりません。
ノアの箱船に由来する鳩は、本来夢や希望を与えてくれるものだと思いますが、永田町に住む鳩は日本国の大きなガン(癌)かアホウドリに見えてなりません。
生方氏をはじめ心ある民主党代議士の皆さん、そろそろ団結して立ち上がるべき時ではないのですか。小沢一郎将軍の下では無理なんでしょうかねェ・・・・。