おごり?
今日(23日)午前中の閣僚懇談会において、岡田外務大臣は国会開会式での天皇陛下のお言葉(勅語)について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えて欲しい」と、宮内庁におけるお言葉の見直しの検討を求めたとニュースにありました。
この発言について平野官房長官は「具体的説明を避けるが、ご意見は承りました」と述べています。当然官房長官としての意見を述べるべきであって、氏には事の重大さが理解されていないのか“言わ猿”を決め込んだのでしょうか。
西岡参議院運営委員長は外相の発言について、「極めて不適切な発言だ」と批判しています。氏は記者団に「陛下のお言葉のスタイルについて、私どもが政治的にあれこれ言うことはあってはならないことだ。外相がどういう思いで言ったのかちょっと信じがたい」と語っています。国政を預かる者であれば当然の言葉だと思います。
民主党は政権を取り確かに権力を手に入れました。それにおごっては必ず馬脚を表すことになります。はっきりするべき事は、天皇は2000年以上の歴史を背負った日本国の権威です。そこに対する岡田氏の発言は批判を受けても致し方ないものと思います。私は氏の発言におごりを感じました。
内には夫婦別姓問題・外国人参政権問題・人権擁護法案問題・国立追悼施設設置問題・日教組問題等々、外には安全保障問題・CO225%削減問題・日中韓共通教科書問題・東アジア共同体問題等々まさに内憂外患状況を案じています。
亡国への道?
今日(23日)の新聞に“大阪市職員が「運びや」”とありました。1日5~6件で1件2千円で覚醒剤を配達していたとのことです。、何でも「生活費に困り金が欲しかった」と話しているとのことです。
芸能界はもとより各界の薬物汚染が頻繁に報道されています。少し前には、大学生はもとより中学生にまで薬物の汚染が広がっている様子が報道されていました。これは国家にとって極めて危険な状況です。
中国の清朝が滅んだ大きな原因の一つはイギリスがインドより持ち込んだアヘンでした。当時アヘンは市民の中に入り込み、さらには軍の兵士の中にも入り込んで行きました。気が付いた時は手遅れの状態で、結果はアヘン戦争・辛亥革命へと進展し清朝は滅んだと記憶しています。
麻薬と博打は国を滅ぼします。しかし日本では麻薬はもとより白昼から博打が行われています。それはパチンコです。パチンコの好きな人には申し訳ないですが、このような国が他にあるでしょうか?しかも30兆円企業のパチンコは、最近テレビや新聞で大きく広報しています。マスメディアもパチンコ業界にいよいよ制覇された感があります。これでは・・・・・・・!?
今覚醒剤の価格は2倍に跳ね上がっているとのことです。理由は北朝鮮への経済制裁の一貫として取り組んでいる貨物検査にあるようです。
何にしても薬物汚染や博打が昼間から行われる国家において、まともな政治や治安が行われるでしょうか。政権交代を訴え権力を手にした民主党には、是非この問題に生命をかけて取り組んで頂きたいものと思います。そうでないと、今回の“コウタイ”は亡国に向かう《政権後退》になってしまいます。