「政治」をさせて
今日(28日)の新聞の見出し、“選挙より「政治」をさせて”に目をひかれました。そこには先の総選挙で民主党から初当選した元犬山市長 石田芳弘氏の発言がありました。それは小沢一郎幹事長ら党側が、選挙対策ばかりを強調する姿勢を批判したものでした。
“当選一回は、政治の世界の手練手管は素人かも知れないが、市民感覚はより優れている。「永田町ズレ」していない一回生の新鮮な感覚を予算の見直しに生かすべきだ。・・・・。自分の経験を生かして無駄を省く作業をやらせて頂きたい。
官邸に呼ばれて鳩山由紀夫首相から「しっかりやってくれ」と言われたのに、この事態をどう戻していくのか。
・・・・。次の選挙のことを言うのは「政治屋」、次の時代を語るのが「政治家」だ。党側も選挙のことばかりではだめだ。私だけでなくみんなが思っている”と。
これは、政府の行政刷新会議内に設置された「事業仕分けチーム」の 作業がストップしたことを受けての発言です。原因は、事前の根回しがなく新人議員14名を入れたことが闇将軍 小沢一郎の怒りを買ったようです。
それにしても、何から何まで闇将軍の顔色をうかがわないと政策決定できない鳩山内閣は、この先どのように進むのでしょう?また、今後も闇将軍に逆らえば、前最高顧問 渡辺恒三氏のように無役にされたり公認取り消しが待っているのでしょうか?
既に沖縄の普天間移設問題を始め、内政外交問題で閣僚の発言がぶれたりばらつきが見えてきた中で、民主党新人の中にも胆の据わった人物がいるものだ。
ガンバレ!石田芳弘代議士