ジーパン教師

テーマ:教育

去る9日、某新聞に大阪府橋下知事の、教師の服装について懇談会の席での発言“公務員である以上、服装まで教育の自由なんてあり得ない。禁じないといけない”について、アンケート結果(1508人)が出ていました。結果は以下の通りです。

 

①教師のジーパンやジャージーは良くないと思うか

YES → 65% NO → 35%

②生徒に影響があると思うか

YES → 65% NO → 35%

③公務員には勤務中、服装まで自由はないと思うか

YES → 66% NO → 34%

 

このことについて様々な意見が述べられていましたが、私の思いをに述べてみたいと思います。

 

特に中学校において、生徒が茶髪や乱れた服装で登校したとき先生はどのような対応をするのでしょうか。子どもを愛し、逃げない・こびない先生であれば当然指導することと思います。

 

そこには、“校則をを守ることは社会のルールを守ることなのだ”と、社会人として立派に生き抜く力を付けてあげたいと言う願いがあるはずです。

 

そこで指導する教師の服装が問われるのは当然です。教師は子ども達に人生の生き方、社会人として立派に生きる力を付けるべく日々取り組んでいるのです。したがって、そのお手本を示す義務があるはずです。

 

私が某中学校に赴任したとき、先生方の服装の乱れと学校が荒れていることに驚きました。赴任早々、上記のことを踏まえ、明日から服装を整えて(男子はネクタイとそてに伴う服装、女子は男子の服装に伴う(つり合う)服装)頂きたいとお願いしました。

 

体育の先生と言えども、出勤時間からジャージーという教師は数日中になくなりました。徐々に子ども達は落ち着きを取り戻し、着任当時よりは楽しい学校生活を送るようになったと思っています。また数年後には郡内のほとんどの先生の服装が整うようになったと聞いています。

 

多くの先生方は教師としての有り様は心得ているはずです。しかし、つい楽な方に流れようとするのは世の常です。そこにブレーキをかけ指導するのが管理職だと思います。

 

蛇足ですが、後任の校長先生から、“本校の先生方の服装を整えて頂いたことに感謝する”と直接話をうかがいました。

 

 

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プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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