おごり?

テーマ:政治・経済

今日(23日)午前中の閣僚懇談会において、岡田外務大臣は国会開会式での天皇陛下のお言葉(勅語)について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えて欲しい」と、宮内庁におけるお言葉の見直しの検討を求めたとニュースにありました。

 

この発言について平野官房長官は「具体的説明を避けるが、ご意見は承りました」と述べています。当然官房長官としての意見を述べるべきであって、氏には事の重大さが理解されていないのか“言わ猿”を決め込んだのでしょうか。

 

西岡参議院運営委員長は外相の発言について、「極めて不適切な発言だ」と批判しています。氏は記者団に「陛下のお言葉のスタイルについて、私どもが政治的にあれこれ言うことはあってはならないことだ。外相がどういう思いで言ったのかちょっと信じがたい」と語っています。国政を預かる者であれば当然の言葉だと思います。

 

民主党は政権を取り確かに権力を手に入れました。それにおごっては必ず馬脚を表すことになります。はっきりするべき事は、天皇は2000年以上の歴史を背負った日本国の権威です。そこに対する岡田氏の発言は批判を受けても致し方ないものと思います。私は氏の発言におごりを感じました。

 

内には夫婦別姓問題・外国人参政権問題・人権擁護法案問題・国立追悼施設設置問題・日教組問題等々、外には安全保障問題・CO225%削減問題・日中韓共通教科書問題・東アジア共同体問題等々まさに内憂外患状況を案じています。

 

 

 

 

コメント

  1. 2009/10/23 22:40
    全く同感です。
    憤りを感じている私が異種なのかと思っていました。
    発言出来得るお立場の先生のお考えに力強さをかんじています。
    わが国を亡国にしてはなら無いという信念が見える方々に国策を練っていただきたいとおもいます。
    先生にはもっと大きい所でのご活躍を期待したいです。

    頭脳も知恵も無い私のような者でも今後に不安をかんじます。
  2. 2009/10/24 20:33
    カピパラさん、有り難うございます。
    私は何時も心に置いておりますことは、日本の歴史・文化・伝統を大切にしたいと言う思いです。それを踏まえてまず家族を守り、併せて地域と日本を守り育てたいと念じています。
    今日の日本の姿は先人の御陰です。それを片時も忘れてはなりません。
    ところが、今回の新政権には何やら不安が付きまといます。原因は日本国の根幹を忘れているように思われてなりません。
    要は日本国を如何様に踏まえて、如何なる国家に導こうとしているのかと言うことです。
    この点をしっかりと示していただきたいものと思っています。
  3. 2009/10/24 20:58
    先生のようなお考えを持っていらっしゃる方々こそ今の世間の異常なずれ違い等を、正しい方向へお導き頂ける方であると信じてます。
    今回の国政選挙の結果は、かなりマスコミに煽動された結果であるのでは?と思う私の考えは間違っていたのかどうかに、どうぞ御訓導をおねがいいたします。
  4. さざれ石
    2009/10/25 10:41
    天皇陛下におかれましては、様々な思いがお有りになることでしょう。
    お立場上、言えないことも多く庶民にはわからない重圧の中でご公務をこなされているのではないかと察するものです。政治家がとやかく言ってはなりません。

    脇坂先生の「天皇は2000年以上の歴史を背負った日本国の権威です。」という表現が気になりました。
    「権威」という言葉は、「盲目的服従」「自発的に同意・服従を促すような能力や関係」「ある分野において優れたものとして信頼されていること」などの意味があります。
    憲法では天皇象徴制で、主権は国民にあります。
    先生が考えられている天皇の国民に対する権威とはどのようなものですか。
  5. 2009/10/25 16:38
    カピパラさん、有り難うございます。
    御訓導とはまいりませんが、おっしゃるとおりメディアに流される日本国民に私もいささか疑問を持っています。
    今回は自民も民主も何れもポピュリズムに走り、それを比較した国民は民主を選びました。このようなポピュリズム選挙で選ばれたドイツのヒットラーはご承知のように独裁政治を敷きました。
    私たちは今後民主党の動きをしっかりと見てゆくことが重要だと思っています。
    さらに今必要なことは、自虐的歴史観ではなく真実の日本の歴史(大和時代から戦後まで)をしっかりと教えることだと思っています。
    一人一人の日本人が自国に誇り(自尊心)を持ち、日々国内外の動きにしっかりと目を向けて生きてゆくことが大切なのではないでしょうか。
  6. 2009/10/25 16:54
    さざれ石さん有り難うございます。
    私が天皇は「権威」だと申し上げたことは“日本国において天皇のお立場は祭司の主催者のお立場ではないのか”と言う意味で申し上げたことです。この下に統治機構(司法・立法・行政)があるのではないかと言うことです。
    勿論天皇は日本国の象徴であり主権は国民にあることには間違いはありません。
    誤解を招いたことであれば申し訳ございません。
  7. 2009/10/25 20:49
    御教示ありがとうございました。
    私共のような者の、世のとらえ方でもあながち間違いでは無いと考えてもよろしいんですよね。
    今後も気になることは、ご質問させて頂きたいとおもっていますので都度のご教示をお願いいたします。
    お忙しい御身体でいらっしゃるのに、誠に申し訳ございません。
    我が子たちがこれから長く生きていくわが国の将来に憂いを感じているだけで、特定の思想を持っているとか、そのような団体に属しているとかの特異な者では決してありませんので、お願いいたします。
  8. 2009/10/25 23:17
    こんばんわ!
    カピパラさん、有り難うございます。
    私も特定の思想であったり特定の政党を支持している者ではありません。ただし、中国や北朝鮮の政治思想は決して受け入れることはありません。
    日本国の過去・現在・未来を真剣に考える思想家・政治家を求めています。
    今後ともよろしくお願いします。

最近の記事一覧

アーカイブ

カレンダー

<<      2015/05      >>
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
9位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
7位 / 816人中 keep
日記/一般

HTMLページへのリンク

プロフィール

君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


最近のコメント

お気に入りブログ

このブログの読者

読者になる
読者数:17人

参加コミュニティ一覧