大統領就任演説と中国

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昨日(22日)オバマ大統領就任演説全文(日本語訳)を読みました。アメリカの今日の状況、建国以来の合衆国の精神、さらにこれから立ち向かうべき方向が語られていたと思います。

 

素晴らしい演説文の中で私の印象に残る言葉は、「米国よ、知っておいてくれ、われわれは立ち向かうと」「われわれの旅は続いている」「政府が機能するか否かだ」「最終的に米国がよって立つのは国民の信念と決意しかない」です。勿論前後の脈絡があってのことですが、これらの言葉はそのまま日本政府に語ってもらいたいものです。

 

読売新聞によると、中国では大統領演説で世界に「言論の自由」を求めたことについては人民日報をはじめ大衆紙は黙殺し、インタネットサイトもこの部分はなかったとのことです。

 

さらに、「先の世代はファシズムや共産主義に立ち向かった」という発言も「共産主義」の一語は落ちていたとのことです。

 

こうした記事を読むと、中国の民主化はまだまだ時間がかかるようです。しかし民主化を求めるうねりを止めることは出来ないと思うのですが?

 

今中国共産党独裁を非難した「08憲章」に、300人を超える知識人が署名し大きな動きになろうとしています。

 

天安門事件から20年。あの時の民主化運動の火種はまだ残っているはずです。一日も早く民主化された中国になることを期待するものです。

 

大統領は「腐敗や欺瞞、反対者への抑圧を通じて権力の座にしがみついている者たちよ、あなたたちは歴史の誤った側にいる」と言いました。

 

世界は変わったのだから中国もともに変わらなければならないのだ。

 

 

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
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