第3回市議会議員特別セミナー終了
1月8・9の両日、大津市唐崎の「全国市町村国際文化研修所」での研修は今日(9日)12:20に終了しました。長浜市は私一人でしたが県内からは40名の参加でした。他、北は北海道石狩市や札幌市、南は宮崎市や熊本市から来ておられて総勢288名でした。
初日は13:00から丹羽宇一郎氏の「日本再生の起爆剤ー地方分権改革ー」で始まりました。氏は伊藤忠商事株式会社会長で政府の地方分権改革推進委員会委員長です。
昼食後の極めて睡魔の誘惑に負けやすい時間でしたが次の言葉が鮮明に残っています。
“金融危機を見ても、世界はインタネット革命とグローバルゼーションの中で一瞬に動いている。経済は100㌔、200㌔で動いているのに政治は3キロで動いている。これでは進まない。政治が取り残されている。日本は与野党一致した政治を行なう時だ。国民第一に考えて行動するならスピードをもってやらないと日本は取り残されてしまう”
今日(9日)の9:00から始まった「分権時代の地域医療・保険」自治医大地域医療学センター長、梶井英治氏の講義も得るところが多かった。
特に地域医療を育むには「医師は住民の共有財産だ」という発想が必要だ。地域住民が症状別チャートを作成しコンビに受診を控え時間外受診が減少し、医師も定着・増加するようになった地域もある。
また「地域医療の確保と充実策の方向性」について、1、地域という枠組みの再構築 2、住民が参加する地域医療つくり 3、地域医療を担う総合医の育成 4、地域医療機関間の機能分化と連携 5、地域医療を支援する体制の充実(県をあげて) 6、各都道府県あげての地域医療体制の構築 と以上6点をあげておられた。ここでいう地域とは生活圏域です。
長浜市も取り入れるべきところが沢山あるように思いました。