ロシアの春?
昨日(11日)の新聞報道に、“モスクワ25,000人抗議”の見出しがりました。内容は
“ロシア下院選での不正に抗議する10日のモスクワでの集会では、プーチン首相が大統領に就任した2000年以降では異例の25,000人規模にふくれあがった。
抗議集会は全国の主要都市少なくとも21カ所にも拡大した。「選挙は無効」「プーチン退陣」と叫ぶ群衆は、強権政権に対するあきらめと無力感に包まれていたロシアの反政権・民主化運動に、潮流の変化が訪れた可能性を示した。”とありました。
その下には、“プーチン氏に孔子平和賞”とありました。そこには
“中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞に対抗し昨年末に創設された「孔子平和賞」の授賞式が9日、北京で開かれた。
今年の受賞者のプーチン露首相は欠席した。受賞理由について選考委員会の一人は「北大西洋条約機構軍によるリビア空爆に反対し、世界平和に貢献した」と説明している。”とありました。
私には、この両国は政権(権力者)が国家を私物化しようとする子供のように見えると共に、世界から民主化を求められる両国が傷のなめあいをしているようにしか思えません。
これを機に、「ロシアの春」「中国版ジャスミン革命」が流血なく起こればと思うことです。