203高地

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今日(11日)「坂の上の雲」を見て改めて感動しました。今日は戦闘場面ばかりでしたが近代日本の原点を見た思いです。

 

当時世界屈指の要塞といわれたロシア海軍の基地203高地、ここには4万を超える兵が配備されていました。これを攻略する6万の日本軍。もしこの要塞の陥落がなければ日本海海戦の勝利はなかったことでしょう。

 

この闘いの日本軍の犠牲者は5千人を超え負傷者は1万人を超えました。この人達は弾丸欠乏の中ただただ祖国日本のために闘いました。この人達の犠牲の上に今日の日本国があることを思うと涙が出てきました。

 

この日露戦争の勝利がなければ、朝鮮半島はもとより日本国はロシアの属国(植民地)になっていたことは間違いないでしょう。それを食い止めたのはまさしく明治政府と軍人(国民)です。

 

明治政府に見習うべきことは、こうした起こるであろうことを想定し、ロシアには明石元二郎を莫大な工作資金と共に送り込み、レーニン等を支援してロシア革命を起こし奉天陥落後ロシア軍を満州から引き上げさせました。欧州では「明石元二郎一人で日本軍20万人に匹敵する戦果を上げた」と言われています。

 

一方で、伊藤博文の懇願により金子堅太郎はアメリカに渡りハーバード大学時代の同級生セオドア・ルーズベルト大統領に面会、日露講和則ちポーツマス会議に結びつけます。

 

この様に先を見通して常に先手を打っていた明治政府に何時も驚かされます。今日の政府も国民も、明治に学ぶべきではないかと常々思っています。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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