憲法問題と菅首相
昨日(3日)は(占領軍からいただいた)憲法記念日で、各地でさまざまな会合が持たれたようです。私は未曽有の災害が起こった今こそ改憲を思考するときだと思います。
今日(4日)の産経新聞には中曽根康弘氏の「政治家の責任感 薄らいでいる」と題してコメントが記されていました。
前半には菅首相は指導者としての資質に欠け政党政治を知らない素人だと断じています。後半に憲法問題に触れており抜粋して記します。
“・・・。衆参両院には常設機関として憲法審査会が法的には設置されている。自民党や公明党は早期の指導を主張してきたが、民主党のせいでまだ委員の選定が行われていない。怠慢で恥ずべきことだ。
・・・。憲法への政治家の責任感が薄らいでいる。特に民主党の幹部はやる気がない。勇気と愛国心のない人達の集まりだと言わざるを得ない。
・・・。今回の事態を見れば、新憲法に非常事態規定を整備する必要がわかってもらえると思う。それも災害による非常事態と、戦争、侵略された場合の非常事態の双方を考えなければならない。非常事態には原発への攻撃も含まれる。
国家、国民を守るのが政治の最大の責任なのだから、外国の反応を気にしすぎて政治家がためらうことがこれ以上あってはいけない。”
中国に閣僚の靖国神社参拝拒否のカードを持たせたのは首相当時参拝を中止した中曽根康弘氏ですから説得力があるかと言えば?しかし話の内容には納得できるところが沢山あります。
ただし、中国にとって靖国問題(尖閣問題も)は手段でしかないことを知るくべきです。その先にある中国の狙いをしっかりと日本国民は知るべきであり、それに決して飲み込まれてはならないのです。
そのためには、国民一人一人が今以上に国家に対するしっかりとした考えを持つことが必要だと考えています。
能面展
昨日(3日)10:00過ぎ家族と「文泉堂」さんへ出かけました。3日から5日まで開催されている「能面作品展」を見るためです。
この展示会の主催は七条町まちづくり委員会です。こ中心として活躍しておられる浅井節男氏のご案内を受けて昨年も見せて頂きました。
七条町は能面つくりの歴史は古く発祥の地と言っても過言ではありません。それを何とか復興できないかと云う思いで数年前に薪能を始められ、その後能面打ち体験講座を始められました。
指導は能登川にお住まいで能面師である伊庭貞一先生です。今回の展示は昨年までの講座で学ばれた方の作品が多く展示されています。勿論伊庭先生の作品も展示されています。写真は伊庭先生作「江」です。
中央の「江」を含め5点が先生の作品です。
時間と興味のある方には見学を是非お勧めしたいと思います。6月1日から今年度の面打ち講座が始まります。参加させていただこうか思案中です。