奈良漬け
今年も奈良漬がいい具合に漬かりました。
そろそろ食べごろです。
いつもお世話になっている親戚のお家に送ります。
粕と瓜ときゅうりを交互にタッパに入れて。
粕で蓋をします。
こんな感じで、宅急便で送ります。
塩加減も上々。歯ごたえがコリコリして、これはいけます。
叔父さんや、叔母さん、それから実家の親も喜んでくれるかなぁ。
午後に、珍しいお客様がいらしてくださました。
以前、私が大阪に行った時に寄らせて頂いたグリコのおまけの宮本順三さんの孫娘さんご夫婦。
木之本に来て下さいました。
ご主人の九三さんは、「はじめまして」なんですが、いつもブログをご覧になってくださっていて
「お盆のお寺のお手伝い大変でしたね」なんて会話をしながら、なんだか以前からお知り合いのような錯覚を覚えました。
奥様のお父様の今日がお誕生日だということでした。おめでた続きで、孫娘さんの磯田 宇乃さんは3月におめでたということ、天国で順三さんも喜んでおられる事でしょう。
奥様は御懐妊なので、今回はご主人さんに試飲をしていただきました。
北国街道 純米吟醸を気に入っていただきました。ありがとうございました。
初めて会っても初めてじゃない。画面の中でお話しているんですものね。ネットの世界って不思議ですね。
また機会があれば、ゆっくりと遊びにいらしてくださいね。
茄子田楽
おいしそうなお茄子。
茄子田楽が無性に食べたくなりました。
油で揚げて。
味噌塗って。
緑のものが欲しかったので冷蔵庫をあさってピーマン添え。
食べたい時に作る!これ鉄則です。
今日はお盆で福島の(アワビを送ってくれた)主人の姉が久しぶりに里帰り。
私は買い物を早めにすませ、車は車庫へ。今日は運転しません。
姉:「くぃ~と冷たいの飲みたいなぁ~」
のリクエストにお答えして少し甘口のしぼりたて生酒と辛口の純米吟醸のしぼりたてをご用意。
当然グラスは2個
私:「まあ、まあ、久しぶりにどうぞどうぞ!」
姉:「く~!おいしいなぁ」
なんかまだ外明るいし。
私をしのぐ酒豪のお姉さま。
私の8歳ぐらい先輩。
とっても気のいいお姉さん。
不思議と私の周りには素敵な人が集まります。
今は福島にいるけれど将来は木之本に帰って来てねと固い約束を交わしながら、さしつさされつ。
父に「そんなもんにしとき」なんて言われながら、「大丈夫!大丈夫!」
姉、私:「あ~おいしかった」
やっぱりお盆はええなぁ~と笑い上戸、喋り上戸の姉との楽しいひと時を過ごしたのでした。
ご先祖様の思し召し
うちには二つのお墓があります。
一つは伊香高の裏の広いお墓でここは比較的新しいお墓。
もう一つは淨信寺(お地蔵さん)の中にあるお墓で江戸時代以前のご先祖さんが眠っておられるそうです。(このへんはあまり定かではありません)
毎年この13日に淨信寺にあるお墓でおつとめをされた後その火をちょうちんの中の蝋燭で貰って帰ってきて家の仏壇に供えます。
これでお盆にご先祖様がお家にお帰りになるというわけです。
お墓にお供えする花と仏壇に供える花の準備をしました。
今年は盆花がなくて困っておりましたら、昨日までのお地蔵さんのお手伝いの時に、ないのならあげるよとみなさんが桔梗や、かるかや、ミソハギをくださり本当に助かりました。
やはりお手伝いは行っておくものですね。
今日はご先祖様の思し召しか、先日営業にいってまいりました『良太郎さん』から純米酒と純米吟醸酒の一升瓶を6本ご注文いただきました。
4時過ぎに配達して欲しいとのこと。
お地蔵さんへ火をいただきに行くお参りの時間が4時45分。なんとか間に合いそうです。
午後早めに長男を連れて伊香高の裏のお墓にお参りしてその足で長浜へ行ってきました。
長浜に行ったついでに長男と二人で実家のお墓参りもできました。
よかった、よかった。
『夢の小路 良太郎さん』
まだ4時にはなっておりませんでしたので、しばらく待つことにしました。
素敵なポスターが貼られていました。レトロな雰囲気ですね。
そとからポン煎餅が見えました。懐かしい~今度行ったら買おう。
少し小雨が降ってきました。
待っている間おおの履物店さんに行って、16本の骨の傘を買いに行きたかったのですが、私が行くとつい長話をしてしまいそうなので、今日は我慢。
4時20分ごろ店主さんがいらっしゃいました。
とても優しそうな人情味のある紳士的な店主さんです。
「今後ともよろしくお願いいたします」とご挨拶をしお酒を置かせていただいて、木之本へとんぼ返り。
時間的に微妙になってまいりました。
途中で母と次男に電話をして、もし間に合わなかったら二人で行ってもらうようにお願いしました。
案の定木之本について淨信寺のお墓に行きますと、もうおつとめは終わっておりました。
せっかく来たので、長男とお参りだけして帰りました。
昨年のお盆にも仏壇の写真をアップしましたが、京都にいる主人の姉や叔母さんたちが、「お盆には帰れないのでブロクの写真を拝んどいたわ」って言っていましたので今年もアップさせていただきます。
お姉さん拝んでね。
ご先祖さんのお陰で新しい長浜のお店からご注文をいただきました。アン!
かまどの火
昨日に引き続き、朝からお地蔵さんのお手伝い。
今日は本格的に90人分のお料理に取り掛かります。
かまどに火をおこして、ここで煮炊きをします。
今でもこんなかまどで煮炊きするんですね~。ちょっと感動!
なにかかまどの火を見ていると心が落ち着きます。
残り火でサツマイモが焼きたくなりました。
まずは、油揚げと茄子と昆布を炊き、その後カボチャと茄子とあげの味噌汁。
麩ときゅうりの辛し和え。
昨日の下ごしらえしたものを調理していきます。
大きいお鍋。味付けは大先輩たちにお任せ。
私はお味見係り。
これで90人分。この後この鍋でお味噌汁を作りました。
お野菜がたっぷり入っているので、とてもいいおだしが出ていいお味。
毎日こんなおかずを食べていたらメタボにはなりませんね!
食事の用意は整いました。
これは何だ?笹の葉が敷いてあります。
おっ!ご飯を盛っている。
大きなおぶくさんのようです。
出来上がり~!
な~るほど、ここに飾られるのですね。
おつとめが始まりました。
立派な仏様です。
お経が終わり、お参りの方々に食事をとってもらって、後は片付けをします。
ベテランさん方がたくさんおられるので、案外早く終わりました。
しばし立派な庭園を眺めて休憩。
よく手入れされているお庭からは涼しい風が吹いてきます。
木の本地藏さんの由来の描かれている絵を発見。
お地蔵様を運んでいる時、この木之本の地でお地蔵様が動かなくなり、ここに木之本地蔵院が誕生したと言われています。
帰りにもう一度手を合わし、ご先祖さまのお帰りをお待ちします。
あらためて高さ約6mの地蔵菩薩大銅像に手を合わせて家族の健康を願いました。
母から私へとバトンタッチしたお寺のお手伝い。
今回は何をするかもわからずお手伝いしましたが、3年後にはもう少し役にたてるでしょうか。
きっと3年後、すっかり忘れていてこのブログを見返して復習している自分が見えます。
それまでブログが続いているかなぁ~。
初体験
お盆が近づいてまいりました。
うちは木之本地蔵さんの檀家で時宗になります。
施餓鬼と言われる行事が行われ、3年に一度お台所のお手伝いがあり、今まで母がお地蔵さんにお手伝いに行ってくれていました。私は今まで店番。
今年は母が「そろそろ あんたにも覚えてもらった方がええから、今年からお地蔵さんへお手伝いに行ってくれるか」
という訳で何をするのかもさっぱりわからないままエプロンを持って行ってきました。
お手伝いのおばさんたちもぞくぞくと集まって来られます。
全部で15人。
90人分の食事の準備です。今日は下ごしらえ。
大量のなすび
切って水につけあく抜きします。
こちらは大量のきゅうり。
おあげを人数分に切ります。
あと茄子をこのあげと炊くように切ってこちらも水に漬けます。
カボチャは3個、切りやすいように丸ごと電子レンジに入れて1~2分ほどチン!
味噌汁用に切っていきます。
野菜の下ごしらえが終わると、本堂の畳の掃除。
掃除機をかけた後、乾いた雑巾で畳を拭いていきます。
この日はいい風がすばらしい淨信寺のお庭から吹いてきて気持ちよかったです。
掃除が終わると、次は食器類をお湯で洗います。
私がブログを書くため写真撮影をしておりましたら、「3年に1回で、みんな忘れてしまうからちゃんと記録しといてや」と言われてしまいました。(えっ、ブログ用なんですけど…)
本日のお手伝いはここまで。
明日は朝から90人分の料理に取り掛かります。
初体験1日目でした。