11・15いい遺言の日
今日は11月15日。毎月1日と15日は会社の神棚とお稲荷さんのお供えを交換しております。年間24回行なうわけですが、榊の形や色、葉振りが全然違います。先代社長である私の父がしていましたが4年前に急逝して、その忌明け後から私が行なっています。考えてみれば月に2回、こういうけじめをつける事はいい事ではないかなと自分自身勝手に思っております。
ただ、15日は好きではありません。なぜなら、その日は当社の支払日だからです。いくらでも払えて仕入先の喜ぶ顔が目に浮かび、払うのが愉しくなるようなほど儲かるといいのですが(笑)、残念ながらそこまでは行きません。ヒイヒイ言いながら支払っているものですから、早く支払いが愉しくなる身分になりたいものであります(笑)。
さて、毎月ある15日の中でも11月の本日は、私にとっては特別な日であります。先日お話ししたように私は10月26日が結婚記念日なのですが入籍したのはこの日です。偶然ですが両親の記念日と同じになりました。また、父は4年前に亡くなったのですが100か日がこの日で、なんと45年目の記念日でした。後に遺産相続の手続きに戸籍謄本や抄本をとるにあたって改めて気がついた次第です。
そしたら今日は「いい遺言(いごん)の日」だそうで、平成18年11月に日本記念日協会が、りそな銀行からの申し出に応じて制定したようであります。なお、この協会は特殊法人ではありません。「夫婦間での遺産や相続に関心を持ってもらいたい。」という事で決められたようです。銀行ではこういうことのトラブルをよく見ていた事から、出ているということです。
お金や財産に関する話しは何かいやらしい感じがしますが、後にこういう事が出ると今までの良好な関係がひっくり返ってしまうことがよくあります。腹を割ってしっかり話しあい、公正証書などに残しておいた方がいいようですね。