メジャーリーグ・今昔
アメリカプロ野球のメジャーリーグのワールドシリーズ(アメリカシリーズとは言いません)でニューヨークヤンキースが優勝。松井秀喜選手が日本人として初めてワールドシリーズのMVPに選ばれました。思えば、私達が幼い頃、プロ野球を知った頃はアメリカ大リーグと言っていました。ベーブルースの偉人伝を何回も読みました。ルースが作った球場といわれたヤンキースタジアムが昨年で取り壊され本年から新しいヤンキースタジアムに。そこで、日本人松井がポストシーズンとはいえMVPに輝いたのは何か感じます。
私がプロ野球を見始めたのは小学校4年。巨人が日本シリーズでロッテを下してV6を成し遂げた年です。その年に来日したのがボルティモア・オリオールズで、日本各地で18試合しました。その年のオリオールズはワールドシリーズでピッツバーグ・パイレーツに敗れました。そんな強いチームですから日本勢は歯が立ちません。18戦中、巨人戦が10試合近くあるんですが、最終戦は0-5でノーヒットノーランで巨人が敗れたと記憶しています。
勝ったのは阪急・巨人と中日・巨人連合軍だけでした。
それが、長嶋引退の年に、ニューヨーク・メッツが来日。メッツが調子が悪く日本勢が善戦しました。そのあとにシンシナティ・レッズが来て、その年のレッズは強くてあまり勝てませんでしたが全日本が勝利。ある程度差が縮まった気がする対戦でした。
そのあとはアメリカのオールスターが来日。どこかの単独チームで長く廻るのはなくなり、日米オールスターの7戦勝負になりました。それでも当初来日したチームは観光気分で主力選手があまり来ていませんでしたが、第1回WBCで日本が優勝してから、向こうも真剣に来るようになりました。
しかし、日本側が前回は野村監督だったこともあるのでしょうか(人気がない)、主力選手が辞退ばかり、ついに秋の日米シリーズはなくなりました。
日韓の親善シリーズもなくなりました。そして、アジアチャンピオン決定戦のアジアシリーズも今年は行なわれません。
WBCのように国別もいいのですが、サッカーのクラブワールドカップのように、チーム世界1を決める大会が出来たらいいなと思っております。でも、ポストシーズンが長くなりすぎて選手はくたびれてしまうだろうな。