皇室報道について

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 昨日天皇陛下が即位されて二十年ということで記念式典と民間主催の記念行事がありました。EXILEの歌はよかったらしいですね。茶髪とサングラスを取ったそうで、こういうこともいいですね。

 

 それにしても両陛下、寒い中、じっとお立ちになり、耳を傾けてくださいました。その上、見ている人に心配りされ、温かいお言葉というお優しさ。あれこそ、国民の象徴としてのお姿なのでしょうね。

 

 さて、今日の滋賀夕刊で皇室報道に対しての敬語の使い方が述べられていました。それによると朝日新聞は「陛下は述べた。」という書き方。讀賣などは「述べられた。」という書き方であると。天皇陛下は国民の象徴であり、仰がれ尊敬される立場にあるので敬語を用いるべきであるといわれています。私もそう思います、へんに平等というのではなく、国民の象徴であるから国民である自分自身を大切に考える意味でも、敬語を用いるべきだと思います。

 

 さて、これを議論すると長くなるのでやめますが、敬宮愛子(としのみやあいこ)さまを敬宮さまといわず愛子さまといいますね。ひさ仁(すみませんどういう字か忘れました)さまでも名前のほうで呼んでいます。以前、皇太子さまを浩宮(ひろのみや)さまといって徳仁(なるひと)さまとはいいませんでした。紀宮清子(のりのみやさやこ)さま(現・黒田清子さん)も紀宮さまといって清子さまとはいいませんでした。

 

 これについて中日新聞に聞いて見ました。すると報道の取り決めがあり、例えば愛子さまの場合には「敬宮さま」「愛子さま」どちらを採用してもいいそうです。ただ、まだお子さまでもあり、親しみを込めた表現が適当ということで愛子さまを採用する方向にあるということです。

 

 また「愛子さま」でなぜ「愛子」でないのかという事に関しては、陛下が普段から国民と共に歩むと言われて、皇室と国民との間にあまり距離を置きたくない、堅苦しい表現をしないで欲しいというご希望があり、「様」とせずかなで「さま」という表現法にされているとの事です。

 

 世界には王室があるところとアメリカのように王室がなく共和制の国があります。中には北朝鮮のように独裁国家もあります。また韓国や中国のようにかつては王政であったのが革命などで消えたものもあります。でもよく考えたら日本と中国の王制は全然違いますね。日本の王室は世界に誇れるものだと思います。

 

 私は右翼でもなく、天皇崇拝者でもありませんが、皇室というものがある事により、日本国民はある意味豊かな心が持てるのだと思います。皇室がいつまでも健やかな繁栄をしていただける事をお祈りしたいと思います。

 

 

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