朝青龍引退、仕方ないか・・・
携帯のメールマガジンの号外で知りました。まあ、仕方ないですね。今回の事は横綱に限らず関取であれば即引退でしょう。
先日の「たかじんのここまで言って委員会」で誰かが「品行方正だけど弱い日本人力士と多少やんちゃだけれど強い外国人横綱。ファンはどちらを見たいですかね。」と言っていました。確かにそうですね。朝青龍は優勝25回。本来なら大横綱で一代年寄りになってもおかしくありません。にもかかわらずこうなるのは内館牧子が「アスリートとしては150%素晴らしいが横綱としては認められない。」と言うように相撲の伝統と美学が身についていないからでしょうね。
先日、貴ノ花や千代の富士の特集DVD付き冊子を購入しましたが当時の相撲は本当に美しいです。立会いは今の方がキチット手をついていてきれいですが、力士の振舞いなどははるかに当時の方がきれいです。これは外人力士が増えた事もありますが日本人力士も学生相撲出身者が増え、大相撲の何たるかを身につけずに出世してしまうことにも原因があるのだと思います。学生相撲出身力士は親方にと言うより大学の相撲部で鍛えられて力をつけたことが多いので大相撲力士と言うより学生相撲OB力士と言った方がいい感じですこれからそう言う親方が多いので心配です。
朝青龍の親方は学生相撲出身の高砂親方(元大関・朝潮)です。何かちゃらんぽらんでした。本当は彼も親方(年寄り)株を剥奪すべきだと思います。
それに品格云々言う相撲協会も今回の理事選挙などに見られるように人のことが言えますか?また、ご意見番になっている風刺漫画家。帽子をかぶってえらそうに会合に臨んで・・・。
朝青龍は、おかしくなった相撲界の象徴たる横綱だったのかもしれませんね。
人口ボーナス
久しくサボっておりました。下駄やのおじさんが心配してくださいまして本当にありがたいことです。昨日は「夫婦の日」だったそうで(11月22日は「いい夫婦の日」です。)すが、私は結構トラブルがありまして「フーフーの日」でした。2月は逃げるといわれますが本当に日は早く過ぎるものです。
さて、今日中日新聞を読んでいますと投書欄に紙つぶてというコーナーがあるのですが池上清子さんという方が「人口ボーナス」というテーマで載せられていました。
経済社会が近代化され発展していくと人口は多産多死から少産少死へ変化していきます。日本でも私たちの親は兄弟が7人というのは不思議ではありませんでした。その中で亡くなる子供もいました。今では4人兄弟といえばびっくりです。
一般的に近代国家になると少産少死となります。多産多死から少産少死に移行するときは従属人口(高齢者と年少者つまり非生産年齢人口)が相対的に小さくなり生産年齢人口の割合が大きくなる。こうなると教育、医療、社会保障などの投資が少なくてすむことから経済発展にとっては有利になり、これを「人口ボーナス」というそうです。
日本でこの時期に相当するのは1951年(昭和26年)から1986年(昭和61年)の35年だったそうです。ちなみに中国は1973年(昭和48年)から始まり2016年(平成28年)まで。一人っ子政策のため近い将来は高齢化社会になります。
インドは人口が2030年代には中国を抜くといわれますが1974年(昭和49年)から2044年(平成56年)までのなんと70年間だそうです。
この人口ボーナスは1回きりだそうであとは出生率が下がり高齢化社会になる人口オーナス(負担)時代になるそうです。
一般家庭でも子供が成長して働くようになると一応稼いでくれると楽になりますが、親が年とって孫ができると子に相当する人は大変ですものね。
日本は大変な時代、中国も将来は難しそう。インドはすごいことになりそうで影響力は計り知れません。
日本は昔を懐かしんでも仕方ありません。今の時代を考えた思考が必要なのかもしれません。